なぜインテルはコンピュータビジョンに注力するのか、エッジへの分散処理が鍵に
インテルがAI技術の1つとして注目されている「コンピュータビジョン」への取り組みについて説明。2018年5月に発表した無償のコンピュータビジョン開発ソフトウェア「OpenVINOツールキット」は日本市場でも浸透しつつあるという。
コンピュータビジョンに関わる市場が急成長している
・コンピュータビジョン市場規模が2023年までに173億8000万米ドルに
・ディープラーニング関連の売上高が2016年の6億5500万米ドルから2025年に350億米ドルに
・動画解析の市場規模が2022年までに111億7000万米ドルに
・要因は監視カメラなどのアナログからデジタルへの移行
エッジに拘る理由は
・IoT導入時の制約の45%がネットワーク
・クラウドで学習してエッジで推論を行うことが当たり前に(分散型アーキテクチャ)
・クラウドからエッジに至るまでの幅広い製品ポートフォリオを有している
OpenVINOの特徴
・100以上のディープラーニング開発用のフレームワークをサポート
・Intelプロセッサ、FPGA、MobidiusのVPUでの推論を生成可能(さすがにNVIDIAのGPUは非対応)
・オープンソースで無償