クラウド全盛期に引く手あまたの“スゴい箱” 日本発ベンチャーが「AI BOX」に見る勝機
オブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE」を提供するクラウディアン株式会社が、エッジコンピューティングを実現するデバイス「CLOUDIAN AI BOX」の開発を発表しました。クラウド全盛期の今、同社がハードウェア製品の展開に注力する理由とは何か。太田社長に開発のきっかけや国内IoT市場における勝機を聞きました。(CLOUDIAN AI Projectの詳細はこちら)
クラウディアン社ではもともとローカルストレージを作っていた。
AIを使ったデジタルサイネージ、AIによる交通量測定の実証実験をきっかけに、AI BOXを開発。
AI BOXの特長
・GPUはNVIDIAのJetson TX2
・PoEでカメラに給電可能
・HDMI出力有り
・LTE、Wi-Fi、128GSSD内蔵
・IP67対応、サージプロテクションあり(アウトドアモデル)
・動作温度
アウトドアモデル:-30~60℃
インドアモデル:-10~50℃
・サイズ
アウトドアモデル:210x367x83 4.31kg
インドアモデル:142x106x55 0.8kg
(参考:Fog Gatewayは220x156x90)
・価格は不明
クロスコンパスやABEJAと協業
製造業からの引き合いが一番多い
クラウドを使えない工場には自社ストレージとの組み合わせで販売