LOVEをはぐくむロボット「LOVOT」は先端技術満載、デザインは根津孝太氏 (1/3)
ロボットベンチャーのGROOVE Xは、2015年11月の創業から約3年をかけて開発してきたロボット「LOVOT(らぼっと)」を発表。「人の代わりに仕事はしないが、一緒にいるとほっとする、うれしくなるロボット。LOVOTは人の愛する力を育むことができる」(同社 代表取締役の林要氏)という。
メインボードはIntel Core i5 8000シリーズ、サブボードはXilinx Zynq Ultrascale+ MPSoCを搭載し、Zynq側でDeepLearningによる顔認証を行っているとのこと。
私の知る限り、コンシューマー向け量産製品でFPGAによるエッジAIを搭載した製品、さらにはここまで強力なFPGAを搭載した製品としても、これが初めてだと思います。本体が初期費60万円+月額1~2万円、消費電力50Wというスペックだから実現できたと言えます。ロボット全体が人肌温度ということなので、GPUではなくFPGA採用の理由はおそらく発熱だと思われます。