COLUMN
AI、ディープラーニング、4K/8K、幅広く活躍するボードソリューションとは?
近年トレンドのAI、エッジコンピューティングの開発に「ビデオキャプチャーボード」が重要であることはご存知でしょうか?
ビデオキャプチャーボードとは、ビデオカメラや映像機器からの入力データをパソコンに接続して映像を取り込むことができるボードをいいます。映像は解像度が高くなるにつれてデータ量が増えるため、ビデオキャプチャーボードはエンコード(符号化)も実現してくれる優れものです。
台湾YUAN High-Tech Development Co., Ltd(以下YUAN社)は、数多くのビデオキャプチャーボードを製造し、ワールドワイドで販売しています。YUAN社はデスクトップPCやノートPCなどの各種パソコンと接続するためにPCIe、PCI、M.2、miniPCIの仕様に対応したボードや、ビデオデータ入力としてHDMIやSDI(BNCタイプ)など様々なにニーズにあったボードを製造しています。
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そんな多種多様なキャプチャーボードを展開するYUAN社が台湾最大級の見本市「Computex」で今年展示して多くの訪問者の注目を集めていた製品をご紹介します。
1. 4K/8K対応ビデオキャプチャーボード
高解像度の映像データのビデオキャプチャーを可能とするボードとして、様々な4K解像度対応・8K解像度対応のボード製品を発表しました。本製品と一緒にパソコン上でYUAN社のボードを使ったアプリケーション開発や制御を行うためのSDK(Software Development Kit)を標準提供しています。
2. 有力企業と協業「ディープラーニングソリューション」
ビデオキャプチャーの技術とともに、YUAN社はAI技術にも力をいれています。AIでトレンドとなっているエッジコンピューティングにはビデオキャプチャー技術は一つのキーファクタです。YUAN社はIntel®社、NVIDIA社、HISILICON社と協業し、ディープラーニングSDKとして、各社が持つCPU/GPUボードとの組み合わせ開発を実施しています。
3. 実証実験(台湾・高雄市)
YUAN社が持つビデオキャプチャー技術とAI技術は、台湾・高雄市とスマートシティ(Smart City) i構想の一環で交通システム実証実験に利用されていています。
富士ソフトは、YUAN社とパートナーシップを結んでおり、日本国内のお客様へYUAN社のキャプチャーボードを提供しています。
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