今回はIT化が進んでいるラーメン屋さんに行ってきました!
私の地元はおいしい海鮮が溢れる石川県で、たくさんの回転寿司屋さんが数年前からタッチパネルでのオーダー方式を採用しています。当時はとても違和感があって、オーダーが少し煩わしく感じましたが、今ではシステムの反応も早くなり、極めて一般的になりました。
今回訪れたのは福岡を中心に展開しているとんこつラーメン専門店「博多 三氣(さんき)」というラーメン屋さんで、関東第一号店の瑞穂店にお昼ご飯を食べに行ってきました。
(この日はお天気がとてもよかったです!)
このラーメン屋さんに足を運んだのは知人から「レールで替え玉が運ばれてくるラーメン屋がある」と聞いたことがきっかけです。しかも、このお店の替え玉は1杯10円と大変お得です。
この様なシステムを使ったラーメン屋さんは珍しい気もしますが、これだけではお寿司屋さんの様にレールで品をお届けするシステムと似たようなものをイメージしがちですが、実際にお店に行ってみると、他にもシステム化されているものがありました。
まず店内には博多を思い起こす屋台風のカウンター席がありました。
オーダーは券売機で食券を購入し、空いている席に着きます。 買った食券を持って「どこで渡すのー?」とキョロキョロしながらとりあえず空いているカウンター席へ向かうと目の前にはこの様なモニターがありました!横にはカメラもついており、椅子に座ると自分が映り込んで、少し恥ずかしい気もしました(笑)
ちなみにこの端末は日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語といって複数言語に対応しています。近くに横田基地がありますので、米兵の方々もよく来店するそうで、私が食べに行った日も、迷彩服を着た方々をたくさんお見かけしました。
食券をよく見ると他ではみないQRコードが印字されています。
つまり、買った食券を席に設置されている機械に読み込ませてオーダーする方式です。
QRコードは瞬時に読み込みを終え、麺の硬さや品によっては辛さもタッチパネルで選べました。
少し待っていると、カウンター前のレールから注文したラーメンが届きました。 写真には写っておりませんが、注文した品が届くと目の前のモニターにカウントダウンが表示され、レールと連携しています。
とっても美味しそう!!!(*’▽’)
私は辛味噌ピリピリ辛辛とんこつ「げん氣ラーメン」(2辛)+味玉をいただきました! 私好みの細麺で、ピリ辛高菜も盛り放題で満足でした! (実はこの後、餃子と半チャーハンも追加して完食してます・・・笑)
このお店では発券・注文・品の受け取り全てを機械で行い、あわよくばお店の方と一度も顔を合わせることが無いまま、お店で食事を済ませることができてしまいます。機械の操作が分からない場合は、直接お店の方に聞くことができますのでご安心ください。 後から分かったことですが、お店の方によると、このシステム(自動オーダーシステム?)は人件費を抑えるためではなく、深刻な人手不足対策として導入しているそうです。少子高齢化の影響が間違いなくこういったところにもきていますね。
その他にも、様々なところで機械によって自動化されているものを見かけます。レンタルDVDショップのレジもセルフになり、海外ではファーストフードもタッチパネルでのオーダー方式になりつつあります。しかし、時には人の手で行った方が効率的なのでは?と感じるものも中にはあります。 システム化することは人件費の削減・スピード化を図るうえでは有効的ですが、どこまでシステム化するかを見極めることが本当の効率化を実現するために重要だと感じています。
次回は私が妄想する、生活の中でこんなテクノロジーあったらいいなと考えるものをお話しします!