16個もレンズがある小型デジカメ「L16」–撮影後でもピント合わせ可能
L16は、5インチのタッチスクリーン付きフルHD画面を備えるカメラで、一見スマートフォンのようなデバイス。しかし、背面には16個ものレンズが所狭しと並べられた、一風変わったカメラである。
撮影後ピント位置・ボケ具合を調整可能な小型デジカメLightが日本で発売開始(30万円)
「コンピュテーショナル・フォトグラフィー(CP)」と呼ばれる次世代技術を研究開発するスタートアップ企業米Light社が、撮影後にピントの合う位置や範囲、被写界深度を変更できるカメラを発売。
16個の異なる焦点距離のレンズを使い、微妙にずれた視点から同時に撮影することで、各画像の組み合わせ方や合成方法を変えれば撮影後に様々な調整が可能となる。
画角内にある対象物までの被写界深度情報も得られるため、自動運転車に搭載するセンシング技術、距離センサなどへの応用が可能でAIの目としても注目されている。
AIへの応用として様々な角度で物をとらえることで対象物を正確に把握しようという所まで考えていたかはわかりませんが、決定的瞬間の失敗が減ることを考えても30万円は安いのかもしれません。。。
サンプル写真が掲載されていますが、素晴らしい仕上がりのように思います。
(取扱い店:http://welte.jp/ca6/120/p-r-s/)