組み込みAIは必要不可欠な技術へ、推論に加えて学習も視野に (1/4)
2017年初時点では芽吹きつつあった程度の組み込みAI。今や大きな幹にまで成長しつつあり、2019年からは、組み込み機器を開発する上で組み込みAIは当たり前の存在になっていきそうだ。
これも年初展望記事。『2019年からは、組み込み機器を開発する上で、組み込みAIは当たり前の存在になっていきそうだ。』ということで、NVIDIAのJetson、IntelのOpenVINO、QualcommのSoC、FPGA、AI専用チップについて昨年度のおさらいと今年度の展望をまとめてあります。
そして「組み込みAIで学習」に注目しています。まだ深層学習を組み込みで学習できる手段は技術的には不可能ですが、ニーズが高いことは弊社でも感じています。当面の解決方法は、エッジAIに強力なGPUサーバを使う以外に、軽量なエッジAIとサーバ側AI(またはクラウドAI)との連携によるハイブリッドAIなどが考えられます。