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AIカメラ自作キット「Google AIY Vision Kit」の紹介

「Google AIY Vision Kit」が購入者のところへ届き始めているようです(こういうキットは最初は全世界的に品薄です)。

内容は、メインプロセッサとしてRaspberry Pi Zero、推論処理用にVisionBonnetというボードが入っていて、これらとRasPi Cameraを接続して、ダンボール製の箱に入れてスタンドアローンで物体認識ができるようになります(表情認識以外の機能を使うには、表示用に外部モニタ、設定用にPCが必要)。

VisionBonnetにはMobidiusのAIチップが搭載されているので、実装可能なネットワークや性能はMovidius Neural Compute Stickと同様と思われます。
付属の学習済みネットワークは「1000種類のオブジェクトを認識」「映像から表情を検出し、喜びの度合いを評価」「イヌ・ネコ・人間の識別」の3種類。MobidiusのSDKを使ってカスタマイズできそうです。

(Zeroではない)Raspberry PiとMovidius Neural Compute Stickの組み合わせよりも、コンパクトで安く同じことができるので、個人ユーザーも入手可能で、現実的な用途で使えるエッジAIとしては最も安価ではないかと思います。

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