COLUMN
トレーサビリティ
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高画質のままデータサイズを少なくする新たな映像ソリューション ~製造業向け映像データ量削減ソリューションのご紹介~
IATF16949やFSSC22000 / HACCPなど様々な業界で品質・安全に注目が置かれる中、トレーサビリティを目的とした外観検査や行動監視の導入が加速しています。また、今後それらのデータを活用し工場内の作業効率化や省人化へ繋げるなど利用用途は拡大し、映像データは日々増える一方となっています。そんな中、様々な静止画・動画フォーマットに対して、今までにない新たなアプローチでデータ量を削減し、コストダウンを実現する新たな映像ソリューションをご紹介いたします。データ量が削減されることにより、既存ネットワークの帯域削減に繋がりシステムの無線化や画像から映像データへのアップグレード、更なる品質・安全に繋げる全数トレーサビリティの実現などに有効なソリューションです。
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製造業におけるトレーサビリティ管理システム【映像ソリューション事例①】
工業製品の品質不正問題や食品偽装問題をニュースでしばしば目にします。購入者や消費者では不正や偽装を判断できないという前提で、企業内で閉じた不正が内部告発によって発覚するパターン(事例)が多いようです。そして、最終的に各企業や業界がダメージを負い、大企業であっても倒産に至るという極めてリスクが高い問題でもあります。
こういった問題に対して、業界をあげて様々な対策に取り組んでいます。その切り札が、トレーサビリティ管理システム(traceability system)です。原材料・部品の調達から加工、流通、販売まで履歴を追跡(または遡及)できる状態を指す概念です。