モノづくり現場のDXを実現 -自動化・無人化を実現する技術を紹介-

製造業において新型コロナウイルスの感染拡大の影響で雇用状態の複雑化、それに加え、少子高齢化が進む日本において、人材確保は質、量ともに重大な課題になっております。また、IT化の遅れから、設備投資が見送られる傾向にあると同時に、導入している設備の老朽化が進んでいる状態です。そうした課題に対し、工場の生産性を向上させるべく、生産設備、搬送機器などにおいて、AIやIoT技術を活用したスマート化が進められています。
ウェビナーでは、産業用ロボットやIT技術を活用した製造現場での自動化、無人化を実現する最新技術についてご紹介します。

プログラム

こんな方におすすめです

・搬送機器開発事業者の方
・マテハン機器メーカーの方
・製造業向けスマートモビリティ開発事業者の方

セミナー概要

日時	12月1日（水）　15:00～17:00
参加方法	Zoomで配信いたします。 ※PC、タブレット、スマートフォンなどからご視聴いただけます。 ※事前にメール送付する招待リンクをクリックすると視聴できます。
主催	富士ソフト株式会社
講演・協賛	ブルーイノベーション株式会社、BlackBerry Japan株式会社
定員	100名 ※人数が定員を超えた場合は締切とさせていただきますので、ご了承ください。
費用	無料（事前登録制）

※　個人名、競合他社からのお申込みは、弊社判断により参加をお断りさせていただく場合がございます。

申込受付終了

講演概要

工場DXの真骨頂・ヒトとモノをデジタルで移動させるインテリジェントモビリティの今と未来

工場DXでのスマート化の中核はデジタル・サイバー空間ですが、現実世界との接点として、入り口はIoT、出口はロボットやスマートモビリティが挙げられます。入口側のIoTはセンサーやビッグデータの発展により普及しつつあり、出口側のロボットやスマートモビリティもいよいよ導入ハードルが下がってきました。本講演では工場の自動化・省力化を実現するAGVやドローンなどのインテリジェントモビリティとその技術要素について説明します。

【講演者】

富士ソフト株式会社

プロダクト事業本部エンベデッドプロダクト部

課長福永弘毅

15年にわたってASIC・FPGA開発などの組み込みハードウェア開発に従事し、2015年より組み込み技術を生かした自社製品開発に参加。高性能なハードウェア処理をソフトウェアから活かす新領域を開拓すべく、アクセラレーター搭載IoT機器開発、エッジAI開発などを手掛けきた。組み込み商品開発チームの責任者として、製品・サービスの形態にこだわらない、新しく価値あるプロダクトを模索している。

ドローン・ロボット技術が実現するモノづくりイノベーション

ドローンやロボット技術は日々進化しており、点検業務や物流業務の自動化が様々な業界で進んでいます。今回は、弊社のソリューション事例を通じて、製造業のモノづくり現場でのイノベーションの可能性をご紹介させていただきます。また、弊社と新しいビジネスを共創している製造業様の取り組みをご紹介します。

【講演者】

ブルーイノベーション株式会社

常務取締役執行役員COO

那須隆志氏

大手家電メーカー、コンサルティング会社を経て、ブルーイノベーションに参画し、ドローン・ロボットを活用したソリューションの企画・開発やアライアンスを統括。コンサルティング時代は、大手製造業の新規事業創出、経営マネジメントシステムの改革に携わる。大分大学大学院工学研究科修了（工学修士）、グロービス経営大学大学院経営研究科修了（経営学修士：MBA）。

BlackBerry QNX の機能安全関連製品のご紹介

組み込みシステムにおいて自動化によるタスクのサポートの需要が増えています。これらの自動化はソフトウェアソリューションの需要を増加させています。その結果としてソフトウェアには複雑なシステム、サイバーセキュリティ、機能安全などへの対応が求められています。本講演では機能安全に対応した製品開発をサポートするBlackBerry QNXの OS と Professional Services の概要を紹介させていただきます。また弊社製品情報はYouTubeでも公開されております。その中から”自動化・無人化”に関連する自動運転のビデオを紹介させて頂きます。

【講演者】

BlackBerry Japan株式会社

QNX Japan Sales
Field Application Engineer

山中亘氏

複数の日本企業・外資系企業で組み込みソフトウェアの開発及び技術サポートに従事。現在はBlackBerry Japan 株式会社にてQNX製品（リアルタイムOSのQNX RTOS、仮想化技術を使ったQNX Hypervisor及びこれらの機能安全関連製品。製品上で実行するバイナリコードを検査し、SBOMや脆弱性を検出するJarvis2.0 など）を担当している。

スマートファクトリー市場におけるソフトウェアの役割～工場内にあるソフトウェア軸の課題とソリューション

スマートファクトリー化実現の為に必要なソフトウェア軸の課題が多くあることが分かってきました。特にロボット活用領域の周辺ではROSの技術を活用したソリューションが増えてきており、本講演では、その領域における富士ソフトの役割をご紹介いたします。

【講演者】

富士ソフト株式会社

エリア事業本部中部支社マニファクチャリングソリューション部

課長渋谷由基

自動車産業、三品業界、樹脂・木材等の住宅設備業界と様々な業種で活用される搬送用ロボットにおけるハンドを設計開発してきました。2019年から富士ソフトの持つソフトウェア知見をロボット市場で活用する取組みをしています。主な実績はROSを活用したGUI開発やROS仕様ロボットのシステムインテグレーションがあります。

うちの工場にも導入できるの？ローカル5Gの基礎知識と基地局構成について

スマートファクトリーの要素として真っ先に挙げられるローカル5G。そのメリットは知られていても、実際にどのような機材・構成が必要になるのかは、まだまだ知られていません。通信機能の仮想化とソフトウェア化によって、安価な汎用サーバ機器でも基地局を構築できるのがローカル5Gの特徴です。5Gの基礎知識に加え、実際の運用形態と、富士ソフトが提供できる機材やサービスを紹介します。

【講演者】

富士ソフト株式会社

プロダクト事業本部エンベデッドプロダクト部

部長姫野呂裕

10年を超える組み込みソフトウェアの受託開発を業務経験経て、FPGA向けに自社オリジナルIPコアの製品開発に従事。その後セールス・マーケティングに足場を置き、海外企業とのアライアンス、組み込みプロダクト開発・ビジネスデベロップメントの責任者を務める。ソフトウェアとハードウェアのハイブリッドのナレッジで新しい組み込み開発を探求し続ける。