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iWave 社 i.MX8QM/QP SMARCモジュールにQNX RTOS を搭載

iWave Systems社が提供するシステムオンモジュールと、パートナーである BlackBerry QNX社のテクノロジを組み合わせた組み込みソリューションを紹介します。

QNX RTOSは、主に安全性やミッションクリティカルな組み込みシステム向けに開発されたUnixのリアルタイム オペレーティング システムであり、次のような独自の機能を備えています。

マイクロカーネルアーキテクチャ

  • 動的にアップグレード可能なサービスとアプリケーション

  • きめ細かい障害の分離と回復

  • モジュール式の整形式システムのためのメッセージパッシング設計

インストルメント化されたマイクロカーネル

  • システム全体のパフォーマンス分析と最適化

  • タイミングの競合、隠れた障害などを迅速に検出します。

ファイル暗号化とリソース マネージャー フレームワーク

  • デバイスドライバーは空間内のカーネルではなくユーザー空間に実装

  • ドライバーは、標準アプリケーションと同様に開始、停止、デバッグが可能

適応型時間分割

  • パフォーマンスと柔軟性を損なうことなく、安全で信頼性の高いシステムを構築するための保証されたシステム リソース

高可用性フレームワーク

  • ハートビートによる早期障害検出、インテリジェントな再起動、および透過的な再接続

これらの独自機能により、QNX SDPは最も先進的で安全な組み込み OS になっています。QNX のモジュラー アーキテクチャにより、顧客は低い総所有コストで、高度に最適化された信頼性の高いシステムを構築できます。したがって、QNX プラットフォームは次のアプリケーション セグメントに最適です。

  • 航空宇宙

  • 自動車

  • コネクテッド&自動運転車

  • ロボティクスと産業オートメーション

  • ドローン

  • 軍隊

  • 原子力発電所

  • 鉄道輸送

  • 生命に関わる医療機器

  • 電気通信市場セグメント

QNX RTOS を使用して、セキュア、安全、信頼性の高いシステムを構築します。
アダプティブ パーティショニングを使用して、アプリケーションのシステムリソースを保証します。また、リアルタイムのパフォーマンスと柔軟性を損なうことなく、安全で信頼性の高い組み込みシステムを構築します。最高レベルのパフォーマンスを実現するために、アダプティブ パーティショニングにより、アプリケーションは通常の動作条件下で利用可能なすべての CPU サイクルを使用できます。過負荷状態では、アダプティブ パーティショニングによりハードリソースが保証され、アプリケーションに予算分のリソースを確保します。

iWave i.MX8QM/QP SMARC モジュール

iWave社は、i.MX8 Quad Max および Quad Plus SMARC モジュール 用の QNX 7.0.0 RTOS アップデートを発表。iWave Systems は、QNX 7.0.0 を iWave社 の i.MX8QM/QP SMARC 開発ボードに移植することに成功しました。この開発ボードは、最大 8GB LPDDR4 RAM と 128GB eMMC ストレージを備え、802.11ac Wi-Fi モジュールとデュアル ギガビット イーサネット サポートを内蔵しています。SMARC キャリア ボードは、4K HDMI、ビデオ入力、CAN ポート、デュアル ギガビット イーサネット、複数の PCIe デバイス、SATA、USB3.0、シリアル インターフェイス、オーディオなどの複数のディスプレイ オプションをサポートします。

iWave i.MX8QM/QP SMARC モジュール

iWave i.MX8 QM/QP SMARC プラットフォームへの QNX の移植
QNX の iWave i.MX8 QM/QP プラットフォームへの移植には、カーネルとドライバーの移植、ドライバー開発、単体テスト アプリケーション開発が含まれます。iWave社とNXP社およびQNX社との強いパートナーシップにより、移植と開発活動を迅速に行うことができました。
iWave i.MX8QM/QP SMARCプラットフォームのQNX BSPでは、以下のドライバがサポートされています。

  • CPU および MCU – Dual Cortex ® A72、Quad Cortex ® A53、および Dual Cortex ® -M4

  • ブロック/ストレージ デバイス – SD/eMMC、USB、SATA

  • マルチメディアのサポート – HDMI ディスプレイ、GPU、VPU、オーディオ、カメラ

  • ネットワーク インターフェイス – イーサネット、CAN、PCIe、802.11ac Wi-Fi

  • その他 ドライバー – シリアル、HID、SPI、I2C

iWave i.MX8 QM/QP SMARC

i.MX8QuadMax SMARC 開発プラットフォーム

以下は、iWave社の i.MX8QM SMARC 開発ボードQNX RTOS 上で実行されているCrank アプリケーションのスナップショットです。

i.MX8QuadMax SMARC

iWave SoMで QNXプラットフォームを選択する利点

  • 10年以上の長期製品サポート

  • QNX プラットフォームで認められたスキルとノウハウ

  • QNX SDPのエンジニアリング設計サービス (ソフトウェアおよびハードウェアおよび、製造サポート)

  • QNX ドライバーの開発

  • 定性的なカスタムメイド(要件に応じて)の組み込みボードとSOM

  • ご要望に応じた幅広いカスタマイズと設計機能

  • i.MX8X、i.MX8M、i.MX8M mini などのさまざまな i.MX8 ファミリへの QNX ポーティングサービス、テクニカル サポート

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