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自動販売機もAI化が進む

日本はとても緑が多い国。私は自転車で散策することが好きで、よく田舎道を走りますが、そんな自然の中に不思議と自動販売機があります。

日本の自動販売機は色々な種類あります。煙草、お菓子、弁当、アイス、味噌ラーメンなど、その中でも一番多いのは飲料水を販売している自動販売機です。

日本にはどのくらいの自動販売機あるのかというと、缶、ペットボトルなどは212万台、紙パックは約13万台、カップ式のものが約15万台あるようです。
(一般社団法人 全国清涼飲料連合会の調べ http://www.j-sda.or.jp/sp/qa_view.php?id=5&cat=7

そんな自動販売機にも産業用PCが活用されており、進化しています。最新の大型自動販売機にはモニターが付いていたりしますが、新しい自動販売機には3つの特徴があります。

1.サンプル表示に手間を省くことができます
自動販売機は季節により、中身が変わります。中身を変える際、表示するダミーサンプルも全部並び変えなければいけません。その手間を省くことができます。ここでは制御機能としてIPCが使われています。

2.ターゲットに合わせ流す広告を変更できます
デパート、駅に毎日過ぎ通人が非常に多い、新しい自動販売機は付属のカメラで人を認識し、その人に合わせてコマーシャルを流すことができます。例えば若いカップルと判断すれば旅行の広告、2,3十代の男性に車の広告、60台の男性にリフォームの広告、メタボの体形に健康食品などなどターゲットに絞って違い宣伝ができます。この機能だといまはやりのAI機能が必要になります。

3.飲み物の在庫を管理することができます
自動販売機の担当者が一定の時間で自動販売機の飲料を補充する必要あります。しかし、自動販売機の設置場所に行き在庫状況を確認することは効率的ではありません。最新の自動販売機だと、飲料の在庫数を管理センターで把握できます。それにより事前に飲み物の数と補充の巡回ルートを決めることができます。この機能だと非常に自動販売機の運営コストを削減することができます。在庫管理機能(GPIO(on-off switch)経由でボードがデータを吸い上げて、通信機能経由でセンターに情報を送る)として、IPC機能が使われています。

さらに、今は自動販売機に触らなくても決裁を済ませ、飲み物の支払いができてしまいます。この新型コロナの状況では自動販売機は需要が高く、活用されていますが、自動販売機の需要はこれからどんどん増えていくと予想されます。

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