トレーサビリティは万全ですか?
2020年、いよいよモバイル通信は「5G」時代に突入し、これまでにない高速・大容量・超低遅延の通信環境は、身近な生活から産業分野まで様々な変化をもたらしてくれると期待され、通信基地局から、関連アプリケーションやサービスまで様々な開発が行われています。今回のウェビナーでは、基地局の通信の中核を担うO-RAN規格、またアプリケーションサイドより4K/8K映像のリアルタイム配信に必要な超低遅延ビデオコーデックH.265、また5G時代に相応しいアクセラレーション技術などを取り上げてFPGAでの活用方法をご紹介し、抑えておくべき最新トレンドと技術についてお話しいたします。
プログラム
1.【ゲスト講演】インテルFPGAの5G/ローカル5G戦略
2.【講演】 5Gネットワークがもたらす環境の変化と通信実現のための最新技術の紹介
3.【ゲスト講演】5Gプライベートネットワーク時代を支えるsXGPの要素技術紹介
4.【講演】5G時代に必要なハードウェアアクセラレーション技術
5.【パネルディスカッション】5G時代の映像配信への展望
こんな方におすすめです
・5G/ローカル5G通信基地局メーカー、SIerの技術者の方
・放送機器メーカー、通信装置メーカーの技術者の方
・通信キャリアの技術者の方
・5Gサービスの事業企画のご担当の方
セミナー概要
日時 | 10月28日(水) 15:00~17:00 |
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参加方法 |
Zoomで配信いたします。 ※PC、タブレット、スマートフォンなどからご視聴いただけます。 ※事前にメール送付する招待リンクをクリックすると視聴できます。 |
主催 | 富士ソフト株式会社 |
講演・協賛 | インテル株式会社、株式会社OA研究所 |
定員 | 100名 |
費用 | 無料(事前登録制) |
※ 個人名、競合他社からのお申込みは、弊社判断により参加をお断りさせていただく場合がございます。
講演概要
インテルFPGAの5G/ローカル5G戦略
5G/ローカル5Gに向けたインテルFPGAの戦略について、5Gネットワークを構築する基地局から5Gコアをカバーするデバイス・ポートフォリオ、ボード・ソリューション、リファレンス・デザインの提供と、5Gネットワークを用いるエッジ・アプリケーションのユースケースに対するインテルFPGAの試みの一部を交えご紹介します。
【講演者】
インテル株式会社 プログラマブル・ソリューションズ営業本部
データセンター&コミュニケーション統括部
事業開発マネージャー 小柳 敏則 氏
国内通信装置製造企業にて通信キャリア向け光伝送装置のハードウェアおよびシステム・アーキテクチャ設計に従事。その後、日本アルテラ社に入社し、多くの通信装置製造企業へのソリューション提案・サポート業務を行う。インテルによるアルテラ社買収後、従来のFPGAデバイス提案に加えて、IA サーバーよるネットワーク仮想化に向けたインテルPACのアクセラレーション・ソリューションの提案を行っている。
5Gネットワークがもたらす環境の変化と通信実現のための最新技術の紹介
これからの5G時代は、通信そのものを支える技術から、5Gの特徴を活かした製品・サービスを実現するために、様々な技術が必要とされています。本講演では、5G通信の中核を担うオープンな通信規格O-RANを中心にご紹介し、5G基地局特にローカル5G向け基地局の開発に最適なFPGA向けIP製品をご紹介します。また、映像分野にフォーカスし、5Gによって実現されるプリケーションを展望し、超低遅延で高画質映像のリアルタイム配信のための技術などをご紹介いたします。
【講演者】
富士ソフト株式会社 プロダクト事業本部
エンベデッドプロダクト部
課長 劉 鵬
10年間ハードウェアエンジニアとして、ASIC/FPGAのデジタルフロントエンド設計に携わり、その後2年間シリコンバレーでマーケティング・アライアンス活動を経て現職の富士ソフトに入社。以来、半導体向けIPのライセンスビジネスを中心に、組み込み全体に範囲を広げ、海外の優れた製品を自社の設計サービスと合わせてお客様をサポートさせていただいております。
5Gプライベートネットワーク時代を支えるsXGPの要素技術紹介
高速、低遅延で自治体や企業から高い関心がよせられる「ローカル5G」ですが、導入までは免許申請から構築まで高いハードルがあります。中でもセルと呼ばれる時刻分割処理のための時刻同期技術については「ローカル5G」を実現するためには必須要素となってきます。本講演では「ローカル5G」のアンカーバンドである「プライベートLTE(sXGP)」を中心に要素技術のご紹介をいたします。
【講演者】
OA研究所
株式会社OA研究所 営業グループ
小林 将大 氏
株式会社OA研究所に技術職として入社しシステム開発を担当。その後営業職へ転身。10年にわたり技術営業として研究機関と共に世の中に無い8K放送機器やネットワーク通信機器の製品化を実現。現在は次世代プライベート通信規格であるsXGP及びローカル5GをITベンダーと共に推進中。
5G時代におけるFPGAを活用したHWアクセラレーション構築方法
5G時代の到来に備えて、FPGAを使用したHWアクセラレータの効果と活用方法について、 FPGAでのHWアクセラレーションを試したくても機材や設計に費用と時間を費やせない方にお勧めするお手軽で簡単なHWアクセラレーション作成方法とあわせてご紹介いたします。
【講演者】
富士ソフト株式会社 インダストリービジネス事業部
ハードウェアシステム部
部長 亀井 悟
5G通信がいよいよ始まり、より大容量のデータをやり取りすることできるようになり、アプリケーションサイドでは従来のソフトウェアでは処理が間に合わなくなることが想定されます。この解決方法としてFPGAを使用したHWアクセラレータはきわめて有効な手段であり、その効果と活用方法について事例を交えてご紹介いたします。またFPGAでのHWアクセラレーションを試したくても機材や設計に費用と時間を費やせない方にお勧めするお手軽で簡単なHWアクセラレーション作成方法もあわせてご紹介いたします。
パネルディスカッション
5G時代の映像配信への展望
5Gの普及に伴い基地局整備に欠かせないソリューションについて、5G通信の特徴を最も活かせるアプリケーション、そして超高解像度映像配信の事例を交えながら語り合います。
申し込み終了