トレーサビリティは万全ですか?
昨今の新型コロナや貿易摩擦によるサプライチェーン分断、国際競争力低下や人材不足などの問題により、製造業界は新たな技術の導入、製造現場の構造改革が急速に進められております。
今回のウェビナーでは、今製造業界が抱えている問題を解決すべく、自動化・無人化・省人化における画像検査、遠隔操作に必要とされる最新技術、製品を紹介すると共に、改革事例を交えてお話いたします。
プログラム
1.【ゲスト講演】産業界自動化でも重要な機能安全対応RISC-Vプロセッサの紹介
(株式会社エヌエスアイテクス様)
2.【講演】映像品質を損なわないデータ削減技術を使ったコスト削減へのアプローチ
3.【講演】IoT活用による電子基板表面実装工程における見える化と解かる化
4.【講演】ロボット操作における簡単操作GUI開発とその可能性
5.【ゲスト講演】AI活用目視検査ソリューション~説明可能なAI&異常検知手法で品質・生産性改善~
(FPTジャパンホールディングス株式会社様)
6.【講演】映像の超低遅延が実現する各分野の効率化の実現
7.【講演】富士ソフトが扱うFPGAアクセラレータカードのご紹介
こんな方におすすめです
・遠隔操作、画像検査に関わるインテグレータの方
・自社開発部隊を保有する製造業の方
特典
製造現場のランニングコストを減らす映像データ削減ソリューション無償トライアル(1週間機材レンタル&簡易コンサルティング)を抽選で3名様にご提供いたします。
※キャンペーンの詳細は、プログラム①にてお知らせいたします。
セミナー概要
日時 | 2月3日(水) 14:00~17:00 |
---|---|
参加方法 |
Zoomで配信いたします。 ※PC、タブレット、スマートフォンなどからご視聴いただけます。 ※事前にメール送付する招待リンクをクリックすると視聴できます。 |
主催 | 富士ソフト株式会社 |
講演・協賛 | 株式会社エヌエスアイテクス、FPTジャパンホールディングス株式会社 |
定員 | 100名 ※人数が定員を超えた場合は抽選とさせて頂きますので、ご了承ください。 |
費用 | 無料(事前登録制) |
※ 個人名、競合他社からのお申込みは、弊社判断により参加をお断りさせていただく場合がございます。
申込受付終了
講演概要
14:05~14:35
産業界自動化でも重要な機能安全対応RISC-Vプロセッサの紹介
少子高齢化が進み、産業分野での人材不足とコスト削減のため、ロボットアームや自動搬送機などが大きく注目されています。このようなデバイスの心臓部のコントローラ部分ではアプリケーションプロセッサが多く用いられており、最近、このような組込みシステムにおいてオープンアーキテクチャのRISC-Vプロセッサの採用が増えてきております。NSITEXEでは、汎用のCPUからアクセラレータタイプのプロセッサまでRISC-Vベースのプロセッサ開発を行っております。
本講演では、RISC-Vを取り巻く市場環境とNSITEXEが開発する機能安全に対応した信頼性の高いRISC-Vプロセッサを紹介致します。
【講演者】
株式会社エヌエスアイテクス
技術企画部
担当課長 片野 智明 氏
1999年家電メーカ入社し半導体部門に配属後、EDA技術開発、バーチャルプラットフォーム立上げ、システム検証マネジメント、新規事業開拓と半導体ビジネスにおける様々な職能を担当。2016年1月にデンソーへ入社し、半導体企画に従事し、NSITEXEを立上げ、2017年9月設立とともにそこでの活動をスタート。現在はテクニカルマーケティング担当として、当社の技術企画、商品戦略、プロモーションの責任を担う。
14:35~14:55
映像品質を損なわないデータ削減技術を使ったコスト削減へのアプローチ
トレーサビリティを目的とした外観検査や、作業効率化へ向けた工場内の行動監視など、映像データは日々増える一方。そんな中、様々な画像・動画フォーマットに対し今までにない新たなアプローチでデータを削減し、コストダウンを実現する新たな映像ソリューションをご紹介いたします。ネットワーク帯域削減、全数トレーサビリティなどにも有効なソリューションです。
【講演者】
富士ソフト株式会社 プロダクト事業本部
エンベデッドプロダクト部
リーダー 岩井 真吾
富士ソフトに入社以降、10年間ソフトウェアエンジニアとして組み込み製品開発に携わり、その後2年間シリコンバレーでマーケティング・新規事業開発活動を経て現在に至る。現在の取り組みとしては、”組み込み”を活かしたハードウェア・ソフトウェア・最新技術を使った自社商品開発を中心に、プロモーション、お客様へのサービス提供をさせていただいております。
14:55~15:15
IoT活用による電子基板表面実装工程における見える化と解かる化
加速するIT普及により日々技術革新を続ける電子半導体業界の電子基板表面実装工程をベースに生産管理を最適化する最新アルゴリズムとそのサービス効能をご紹介します。時流に沿ったサブスクリプション・システムをサービス御提供の軸に置き、ユーザーへの費用負担も最小限に抑えます。
【講演者】
富士ソフト株式会社 エリア事業本部 中部支社
マニファクチャリングソリューション部
次長 小林 仁志
電子基板表面実装工程(SMT)に関わる生産管理システムのソフトウェア開発に25年携わりました。ここ数年は作業タスクと人的・物的リソースの最適化アルゴリズム開発に特化した研究で製造現場のみならず大学や学術機関と組んだ活動をしています。
15:15~15:35
ロボット操作における簡単操作GUI開発とその可能性
ロボット活用ユーザー層を広げるために使用者とロボットの接点となるユーザーインターフェースをROS技術を活用して挿入のハードルを下げます。ROSの可能性はアーム型ロボットのみならず自律移動台車AMR/AGVの活用にも広く使われ始めてきています。その可能性を仕様用途の観点から発表いたします。
【講演者】
富士ソフト株式会社 エリア事業本部 中部支社
マニファクチャリングソリューション部
課長 渋谷 由基
自動車産業、三品業界、樹脂・木材等の住宅設備業界と様々な業種で活用される搬送用ロボットにおけるハンドを設計開発してきました。2019年から富士ソフトの持つソフトウェア知見をロボット市場で活用する取組みをしています。主な実績はROSを活用したGUI開発やROS仕様ロボットのシステムインテグレーションがあります。
15:40~16:10
AI活用目視検査ソリューション~説明可能なAI&異常検知手法で品質・生産性改善~
工場設備やシステムの定期的な目視検査は、予知保全において不可欠です。従来の目視検査では、画像認識データを「正常」と「異常」に分類し、ブラックボックス化された一般的なAIアプローチに基づいて判断されていました。AIの予測結果がどのような計算過程を経て得られたものなのかわからない為、たとえ精度が高かったとしても、その予測の根拠がわからないという問題があります。
本講演では、予測結果を評価できる新しいAIアプローチ(説明可能なAI)を用いて、モデルのデバッグ、モデルの最適化をすることで信頼性の高い目視結果を導き出すことが可能となるお話しを、異常検知手法を活用した事例を交えてご紹介いたします。
【講演者】
FPTジャパンホールディングス株式会社
オートモーティブ・製造本部 製造DX推進部
ディレクター グエン ドン ズーン 氏
日本国立大学院 機械工学 卒業。日本大手Sier入社、PLM・MES業務に関しての設計開発に従事した後、電気電子メーカー向けPLM導入、車部品メーカー向けグローバルMESの導入に参加。その後、大手コンサルティング入社、PLM・MESの導入にあたって、業務整理とシステム導入のコンサルティングに従事。大手自動車メーカー向けて、業務整理とシステム導入コンサルティング業務を担当。数十名のチームのプロジェク管理を担当。
2018年~ FPTに入社。製造業のお客様向けのDXを推進。大手自動車メーカー向けのAIで予知保全案件に参加、大手重工業メーカー様向けスマートファクトリー構築PM担当している。
16:10~16:30
映像の超低遅延が実現する各分野の効率化の実現
映像の低遅延は、ネットワークゲームが実現したが、現在ネットワークインフラの発展によって、映像を低遅延転送することが可能となり、各ビジネス分野で様々な利用が考えられています。セミナーでは、効率化に焦点をあて、映像の低遅延化技術、製品についてご紹介します。
【講演者】
富士ソフト株式会社 プロダクト事業本部
エンベデッドプロダクト部
主任 高瀬 和弘
国内大手IT企業の研究所でのAI・マルチメディアの主任研究員を経て、当時子会社だった大手ゲーム会社で家庭用ゲーム機の2世代製品の立ち上げを開発環境とゲーム制作の技術サポート部門の部長、某ベンチャーIT企業でインターネットブラウザ周辺技術の統括部長、海外支店の社長を歴任し、現在に至る。映像コーデック製品などのFAEと海外・国内の契約交渉に従事中。
16:30~16:50
富士ソフトが扱うFPGAアクセラレータカードのご紹介
産業分野での人材不足とコスト削減のため、FPGAデバイスを用いたアクセラレーションのニーズが一層高まっています。FPGAアクセラレーションの市場動向や、アクセラレーション市場を牽引しているメーカーのFPGAアクセラタカードをご紹介します。
【講演者】
富士ソフト株式会社 プロダクト事業本部
エンベデッドプロダクト部
主任 浅見 裕一
10年以上ハードウェアエンジニアとしてFPGA設計の受託開発業務に携わり、その後セールス・マーケティングに足場を置く。現在は海外の優れたFPGAボードベンダーとアライアンスを結び、日本国内のお客様へAI、5G、HPCなどにお勧めなFPGAアクセラレータカードの販売、及びお客様サポートを行っている。