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どれが最適?あなたにおすすめのストレージIP

KUMICOをご覧のみなさまこんにちは!
富士ソフトではストレージソリューション向けのIPコアを多数取り扱っています。
ストレージは様々なアプリケーションで必要な機能なため、ほとんどの用途の開発で使用されます。このコラムではどのストレージIPコアがお客様のソリューションに最適かをご説明しながら、各ストレージIPコアをご紹介いたします。

システムに大容量のストレージの機能を搭載する場合、HDDかSDDを搭載することになりますが、以下のようなインタフェースの選択が必要となってきます。

・ NVMe
・ SATA
・ SAS

富士ソフトでは、それぞれのインタフェースに対応したIntelliProp社のFPGA向けストレージIPコアを取り扱っています。それぞれの特徴は以下の通りです。

(1) NVMe Host IPコア

NVMeインタフェースの特徴はなんと言ってもその転送速度です。NVMeはPCIeインタフェース上で動作するストレージ規格であり、FPGAの搭載されているPCIeハードブロックを利用して高速データ転送を実現します。

IntelliProp社NVMe Host IPコアは、PCIe Gen4に対応しており、最新SSDの性能を最大限に引き出すことができます。

(2) SATA Host IPコア

SATAインタフェースのデータ転送レートは6Gbps(SATA-3)で他のインタフェースと比較して低速となってしまいますが、ドライブが低価格であり、ストレージを大容量化する場合、実現コストを低く抑えることができます。

IntelliProp社SATA Host IPコアは、マルチコアに対応しており、複数のSATAポートをFPGAに実装することが可能になっています。複数SATAドライブを接続しRAIDストレージを構築することができます。

(3) SAS Initiator IPコア

SASインタフェースの特徴は、ドライブの信頼性です。インタフェース自体の特徴でないのですが、SASドライブはエンタープライズサーバなど高い信頼性が求められるアプリケーションに向けて製造されており、データ誤り訂正機能などを装備しています。
IntelliProp社SAS Initiator IPコアは、SAS-3 12Gbps規格に対応しており、SASドライブをFPGAに接続することが可能です。
図1

ET & IoT Technology 2018でもお客様のソリューションに合ったストレージIPコアをご紹介します。会場へお越しの際はぜひ富士ソフトブースへお越しください!

IntelliProp社のストレージIPコア製品が気になる方はこちら⇒IntelliProp Inc.

ET & IoT Technology 2018
開催日:2018年11月14日(水)~16日(金)
場所:パシフィコ横浜
富士ソフトブース(展示ホールA A-07)

個別相談も承っております。下記よりお申し込みください。

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