COLUMN
5Gの普及で注目のNVMeインターフェース
日本でも5Gの利用が2020年から本格的に開始され、いよいよ5G時代が始まった感がありますが、今後5Gの普及により、4Kや8Kによる動画配信サービス、VRやARを利用したライブ映像配信などが楽しめるようになると期待されています。
そんな中、高速通信・大容量・低遅延のデータ転送が求められる5Gでは、データセンターにおいても大きな変革が求められています。中でも、長くストレージの主流となっていたハードディスクに代わるフラッシュストレージに注目が集まっています。フラッシュストレージは、従来のハードディスクに比べ、大容量のデータを高速に処理することができるため、システム全体のパフォーマンスの向上が期待できます。
『NVMe(Non-Volatile Memory Express)』は、このフラッシュストレージでの通信を最適化するための新しいプロトコル/インターフェースです。近年、SSDやフラッシュストレージは、ハードディスクに替わる新たなストレージ技術として注目されていましたが、従来の接続プロトコルであるSCSIやSATAではその限界転送速度を超えられないという問題がありました。しかし、SSDやフラッシュストレージ向けに開発されたNVMeインターフェースにより、それを有効的に活用できることで注目され、今後データセンターを含めたビジネス活用が具体的になっていくと考えられています。
弊社では、FPGA/ASIC向けIPコアベンダーでストレージ業界においての世界的なリーディングカンパニーであるIntelliProp社の製品を多数取り扱っており、ハードウェアに実装したNVMeインターフェース規格に準拠のIPコア製品をご提供しています。詳しくは下記サイトにてご確認いただけます。
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