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プロセッサの過去・現在・未来~今注目すべき「RISC-V」とは~

世界初の商用プロセッサが1971年に登場して以来、半導体技術の進歩によって年々処理能力が増えている中、今や情報社会を支える、なくてはならない存在となっています。

プロセッサの起源

わずか4ビット、クロック周波数が500kHzのIntel 4004が発売されてから、半世紀満たない現在では64ビットでクロック周波数が4GHzを超えるまでに成長を遂げています。また、チップ集積度の向上とファブレスIPベンダーの出現で、プロセッサは単なる従来のチップ製品から姿を替え、SoCという新しい形でスマートフォンを代表とし、デバイス開発で大いに活躍しています。この半世紀近くの歴史を振り返ると、様々な技術が現れ、色々なベンダーが出ては消える歴史でもあります。テキサス・インスツルメンツ、ナショナル・セミコンダクタやモトローラなど、群雄割拠の時代を経て、Intelが競合に打ち勝ち、やっと業界で不動の地位を確立できたと思いきや、ARMに市場を侵食され、SoCではQualcommが急に力をつけてきました。

オープンソースISA「RISC-V」の登場

ソフトウェア業界でごく一般的になっているオープンソースの概念はプロセッサの分野でも注目され、カリフォルニア州立大学バークレー校がRISCベースCPUのプロジェクトを公開し、RISC-VとしてISAをオープンソースにしました。2015年にRISC-V Foundationが設立され、現在大手チップベンダーをはじめとする世界各地の235社がメンバーとなっています。RISC-V Foundationのメンバーの活動は非常に積極的で、つい最近主力メンバーのSiFive社が7nm FinFETでのテープアウトをニュースリリースで公表しました。また、創立メンバーのAndes社はRISC-VベースCPU IPを自社製品として販売しており、すでに20社を超える採用実績があります。RISC-Vに次いでMIPSのISAもオープンソースになっており、プロセッサ業界からますます目を離せない状況になっています。

本連載コラム「RISC-Vシリーズ」では、AI× IoTによって人々の生活にもたらされる大変革の真っ只中で、(筆者の個人的見解)プロセッサの歴史を振り返り、現状を見つめながら、さらに将来の展望をみなさんに共有していきたいと思います。

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