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FPGA開発、品質保証はどうする?~重要視される検証~

現代ではIoT、AI、クラウド、5GなどIT業界ではどんどん新たなテクノロジーやトレンドが舞い込んできています。その分、開発する立場としては新しい仕様、高まる機能ニーズに対応していかざるを得ない時代となっています。

新技術を利用した新たな製品設計・開発において、必ずついてくるものが品質保証です。いくら画期的、革新的な製品であったとしても特に日本においては品質がとても重要視されています。

過去のコラムでも検証の重要性をご説明しましたが、開発の検証フェーズは膨大な時間・労力・コストがかかりますが、製品リリースするにあたって欠かせないものです

そこで今回、検証用IPの実力企業である米国Avery社よりリリースされた新たなソリューションをご紹介します。

ユーザーのSoC検証環境で実行可能、SimRegress
SimRegressは、フルテストベンチを実行せずにシミュレーションテストベンチのスティミュラスをキャプチャして再生する機能を提供します。よってユーザーはご自身のSoC検証環境から直接テストを使用してサードパーティIP(他社から購入したIP)のデバッグ方法を改善することができます。 AveryデータベースからVerdi FSDB(Synopsys社製)およびSimVision(Cadence社製)との互換性のあるコンバータは、波形の生成と検査に対応しています。

RTLとゲートレベルの差分検証を容易に、SimCompare
SimCompareはRTLとゲートレベルシミュレーションの間のスマートな差分機能を提供します。SimCompareは、比較対象の2つのシミュレーション間でRTLとゲートレベルの信号名、およびトランザクションの同期を関連付けます。差分及びマージ解決手段であるSimDiffアプリケーションはVerdiとSimVisionと統合されており、それぞれの波形、ソースコードデバッグツールおよびウィンドウを直接スコープし、より詳細に検査することが可能になります。

製品の詳細情報は追加され次第アップ予定!

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