COLUMN
映像・放送市場最大級見本市『InterBEE 2019』レポート
2019年11月13日~15日に幕張メッセで国際放送機器展(International Broadcast Equipment Exhibition 2019)、通称InterBEEが開催されました。
今年で第55回目となるInterBEEは各方面の映像・音声関係の業界の方々が募っており、初日から賑わいを見せていました。
富士ソフトは今年、グループ会社である株式会社OA研究所様のブースにて、映像・画像の解像力向上化技術、および超低遅延コーデックの組み合わせデモを展示しておりました。
株式会社OA研究所ブース
InterBEEでは近未来を想像させるデザインのブースが多かった印象です。
当社パートナーのギズモインターナショナル社が開発した解像力向上化技術「SPIDER」と当社パートナーのSystem on Chip Technologies社の超低遅延H.264コーデックIPを組み合わせたリアルタイム映像処理技術をお見せしました。
展示会場ではSPIDER技術のオン/オフをその場で試せるSPIDER BOXが設置されており、どれだけSPIDERによって画像の解像度が変わるかを生で実演し、ご紹介しておりました。
※SPIDERがよく分かるコラムはこちら>>
また、別のブースにて当社パートナーである台湾ベンダYuan High-Tech Development社も映像処理向けキャプチャーカード、映像処理専用カスタマイズ式のシステム機器をご紹介すべく、自社ブースを出展しておりました。
用途に合わせて使用できるビデオキャプチャーカード
ユーザーごとに必要なインタフェースやUIを選択してカスタマイズできる
映像処理システム
こちらはPCが不要で機器本体のみで映像のエンコード・デコードができ、ストレージでの保管ができる仕様になっており、YouTubeなどの動画アップロードに最適な製品とのことです。
インターェースの種類は下図の通り、たくさんあり、UIはタッチパネル式にすることも可能です。
YUAN社は台湾の政府と連携して、自社のキャプチャーカードを利用した自動車識別の実証実験も行っており、結果23種類の車種分類に成功し、AI分野でも適応可能なソリューションとなしてご紹介しております。
富士ソフトではYUAN社製品を日本国内で販売しておりますので、
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