COLUMN
「小型、省電力、高性能」が肝のドローン開発！CPU搭載モジュールで実現可能！
みなさん子供の頃に、ラジコンで遊んだ経験はありませんか？
ラジコンカー、ラジコンボード、ラジコンヘリなどは子供の頃の私の憧れのおもちゃでした。
当時のラジコンは非常に高価なおもちゃであったため、なかなか手を出すことができませんでした。
いま大人になって、ラジコンというおもちゃへの興味は落ち着きましたが、
ラジコンが進化し、昨今話題となっている「ドローン」には実用性があると思い、
今後も注目したいものです。
ドローンはそもそも軍事用の無人航空機として開発されたのがはじまりで、
今では多岐にわたった産業用途でも使用され、広まっております。
例えば、、、
空中からの動画、静止画の撮影
騒音計測
熱中症予防計測
自動尾行監視カメラ
工事現場モニター
安全走行速度監視システム
河川水位警報システム
遠隔地への空輸宅配
すでに活躍している分野もあれば、これから発展していく分野もたくさんあります。上記のような役割を果たすドローンは勿論センサーと演算チップが必要になります。ドローンは通常バッテリーで駆動するため、軽量かつ低消費電力実現する高い演算能力を必要とします。
つまりは小型、省電力、高性能のボードが必要です。
ドローンのような特徴をもつ製品開発にお勧めするのがQsevenまたはμQsevenです。
Qsevenは70mm×70mm、μQsevenは70mm×40mmという小型です。
重さもヒートシンクなしでは100g以下、インターフェイスは下記の通りとなっており、組込みの世界ではほとんどのアプリケーションに対応することが可能です。
[インターフェース一覧]
PCEIe ×1 / ×4
SATA×2
USB2.0×8
LVDS×1 (Dual channel 24bits)
Display port×1
High Definition Audio×1
Gigabit Ethernet×1
LPC Bus ×1
SDIO 8-bit
SM Bus
I2C×1
Watchdog Trigger×1
Power button×1
Power表示×1
リセットボタン×1
S3×1
Wake×1
Battery low アラーム×1
ファンコントロール×1
出典：Is America Ready for Qseven?ドローンの用途一つであるセキュリティ機能は個人的に面白いと思います。
例えば建物内や近辺にて不法侵入者をドローンカメラが捕らえた際にはカメラで撮影しながら追跡することができます。このようにした尾行の効果は単なる固定の監視カメラより、不審者に対する強いプレッシャーを与えることができます。現代のAI技術を駆使することで関係者の顔情報を事前にインプットできるため、学習不審者をマークできると考えます。（FPGAを使い、いま流行りのDeep learningで低消費電力且つ迅速で顔の識別ができるお蔭でおのドローンのセキュリティーシステムが可能になります。）
ドローンのように将来的にマーケットを広げるためには「小型、省電力、高性能」なボードは必要になります。
小型、ファンレス、広温度範囲対応
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