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ASIC/SoC開発、成功のカギとは?
過去4回にわたってお届けしたASIC/SoC設計・開発ポイントシリーズ、今回でラストとなります。
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本シリーズでは、ASIC/SoC設計に必要なIPから始まり、検証やシステム開発のためのプロトタイピングボードについて述べてきました。
ASIC/SoCの開発を成功させるためには、短期間、低コストかつ高品質がカギであり、そのため、設計・検証の段階においていかにニーズに合うIP及び検証IPを見つけて活用するかがますます重要になっています。また、システム開発やチップレベルの検証では、プロトタイピングが必要不可欠になっています。
このような状況において、ASIC/SoC開発が順調に進められるかどうかは、所望の設計・検証IPやプロトタイピングボードを、必要な時に見つけられ、高品質かつ妥当なコストで入手できるかどうかにかかっているとも言えます。
このような背景で、富士ソフトは日本のお客様の組み込み開発を支援数べく、ディストリビューションビジネスをスタートさせ、IPとボードの総合商社を目指して、ASIC/SoC開発に対するさまざまなニーズに対応できるベンダーを日々目を利かせて発掘し、アプリケーションにフォーカスした提案力でASIC/SoC開発の真のパートナーになる努力をしております。また、昨今、AIや自動運転といった技術開発の大波に押され、世界規模で半導体業界は大いに盛り上がりを見せています。
それに対して、国内では大手メーカーのメモリ事業売却はまだ記憶に新しく、最近では大手半導体メーカーの工場停止の発表もあり、明るいニュースが欠けているのは残念なところ。この現状を少しでも改善させ、日本の半導体業界に纏わるエコシステムを微力ながら盛り上げていけるよう、我々富士ソフトはお客様の開発をご支援するため今後も精進していきます。
これまでの「ASIC/SoC設計・開発のポイント」シリーズ
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