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農業・建設系などの業界から注目されるプライベート気象観測

◆組込み機器の進化+インターネットの進化がもたらすIoT社会

昨今、世の中を賑わすIoT時代の到来に際し、様々な組込み機器が進化してきています。今までオフィス据え置きパソコンのような条件下で専門特化した機能のみを実現していた組み込み機器が、あらゆる場所に設置し様々なデータを取得できるように、雨・風・粉塵といった悪条件下でも動作し、複数のセンサを接続可能とし、さらには通信機能によりデータをインターネット上にアップロードできるようになっています。また、スマートフォンなどの通信機器の普及により、高速通信を可能とする4Gや5Gの通信方式による高速データ通信が幅広い範囲で利用可能となっています。このようにIoT社会に合わせて組み込み機器とネットワークが進化し、いずれも低価格化が進んだことで今まで個人ではなかなか実現できなかったシステムを個人レベルで実現可能となっています。そんなシステムの1つの例としてプライベート気象観測があげられるかと思います。

◆これからの気象観測は、プライベートな気象観測の時代へ

近年日本は台風による強風・大雨・地震・大雪などの異常気象の発生により、農業・建築業をはじめ、一見まったく関係なさそうなIT業界ですら被害の大小はあるものの影響を受けています。気象観測といえば、従来は気象庁が観測したデータを民間気象会社が見やすい形に編集し、私達にテレビやラジオ、インターネットなどの媒体を通じて提供されるという形でした。しかしながら、先に述べたように組込み機器・ネットワークの進化により、今となっては個人レベルでも気象観測を行えるようになってきました。インターネットの検索エンジンでIoT、気象観測などのキーワードで調べてみると個人でも利用しやすい価格帯の様々な種類の観測装置が世の中に既に存在することが理解できるかと思います。プライベートな気象観測を行うことで、今までは天気がどうだ、風がどうだといったセンサが感知するようなデータしか受信できなかったものが、センサからの値を蓄積、分析することで、自分が欲する形に変換して受け取ることが可能となってきます。またセンサの設置位置もよりスポットで配置することが可能となるため、より正確なデータが蓄積され、予測の精度も向上していくことが期待されています。プライベート気象観測は、ここ最近では主に農業、建築業の業界などで盛んに取り入れられているようです。

◆プライベートな気象観測向きの低価格気象センサのご紹介

Sensu-1502Sensu-1502そんなプライベート気象観測を実現するために重要なのが気象観測センサです。気象観測センサは、厳しい環境化で動作する必要性が求められます。また風力・雨量・風向等の様々なデータを、複数スポットに設置して収集することが考えられるため、高機能・低価格であるに越したことはありません。当社が取り扱う気象観測センサは、パソコンでデータ閲覧可能な気象観測センサです。

PCでの観測データ表示例PCでの観測データ表示例『簡易気象観測システム』は、簡易気象観測ユニット・USBケーブル・データ閲覧アプリがセットになった製品で、観測ユニットをUSBでPCに接続し、観測データを収集・閲覧することが可能です。

農業・建設現場での設置例農業・建設現場での設置例気象観測センサは「温度」「湿度」「風向」「風速」「雨量」「紫外線量」「照度」等のセンサを搭載し、1台で様々なデータを観測できます。値段も3万円台で購入できる低価格となっておりますので、これからプライベート気象観測を始めようという方にはお勧めの商品となります。

◆詳しくは組市.comへ。

本コラムでご紹介した低価格な気象観測センサは、組市.com(www.kumi1.com)にて、即座に見積入手、購入することが可能となっています。ご興味がある方は是非ご覧になってみてください。

低価格・設置後即利用可能な気象観測センサはこちらから⇒製品ページ

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