EyeLock社 虹彩認証システム

セキュリティの強固な虹彩認証システムを導入しませんか?

虹彩認証とは

虹彩認証はバイオメトリクス、つまり生体特徴(顔、指紋、虹彩など)を利用した認証技術の一つです。眼球中に存在する「虹彩」、一般的には黒目とも呼ばれる部分がキーポイントとなります。虹彩の独自のパターンは、人間の固有の特性であり、生後から一生涯を通じて変わることがありません。
さらに、一卵性双生児であっても全く同一の虹彩パターンを持つことはありません。そのため、他の生体認証技術、例えば指紋認証や静脈認証と同じく、非常に高い精度と信頼性を持っています。瞳孔の大きさを変えるサングラス、カラーコンタクト、ゴーグルの着用や、義眼といった特殊な状況下では正確な認証が難しくなるという欠点はあるものの、虹彩認証は、その高度な個人識別能力により、セキュリティが重要となる施設の出入り口や情報システムのアクセス制御などに広く使用されています。これらのシステムは、虹彩のパターンをスキャンし、データベースに登録されたパターンと照合することで個人を確認します。 ​

虹彩認証のポイント

セキュリティ性が高い

次世代の本人認証技術である虹彩認証は、高い認証精度と高速な識別力により、なりすましや不正を防ぎます。虹彩は不変で、一卵性双生児でも異なるため、正確な識別が可能です。他人を誤って認識してしまう率は、片目で150万分の1(両目で2.25兆分の1)で、指紋認証で1万分の1、顔認証で10万分の1と他の認証方式をしのぎます。

経年変化なし

虹彩認証システムは各個人の虹彩の独特なパターンを利用します。そのパターンは一生変わらず不変で、初回の登録以降は新たな登録は不要です。システムはユーザーの虹彩をスキャンし、初回に登録したパターンと速やかに照合します。認識されたパターンが閾値を満たせば受容、そうでなければ拒否されます。虹彩を使った認証は経年後も誤認の可能性が低く、偽造や不正に対する長期的な耐性も高いです。

衛生面において安心・安全

非接触型の認証方法なので、特に衛生的なメリットがあります。他の生体認証方法、例えば指紋認証では、ユーザーがセンサーに直接触れる必要があります。虹彩認証では、目の虹彩をスキャンするだけなので、顔の他の部分がマスクや防護服で覆われていても、虹彩が露出していれば認証が可能。これにより、高い安全性と共に、病院や研究施設などの衛生環境でも使用が可能です。

認証ソリューションごとの特徴

認証方式

誤認識率
(FAR)
(=他人受入率)

長所

短所

虹彩認証

150万分の1
※1

  • 2つとして同じものが存在しない
  • 時間とともに変化せず、一生涯安定している
  • 非接触のため、衛生的である
  • マスク着用時も認証可能である
  • 認証スピードが速い
  • 他の生体認証より導入コストがかかる
  • 普及率(汎用性)が低い
    ⇒ 導入をサポートいたします!

顔認証

10万分の1

  • 普及率(汎用性)が高い
  • 非接触のため、衛生的である
  • 顔は時間とともに変化する
  • 双子やよく似た人の場合、認証の精度が低下する
  • マスク着用時、認証の精度が低下する

指紋認証

1万分の1

  • 普及率(汎用性)が高い
  • 湿気、汚れ等で認証できない場合がある
  • 衛生的ではない
  • 他の生体認証より照合精度が低い

※1 片目の場合。両目では2.25兆分の1

富士ソフトの虹彩認証ソリューション

お客様のニーズに合わせた内容で虹彩認証システムの導入をサポートいたします。​

お客様システムへ追加

お客様の既存システムへ虹彩認証機能を追加します。
お客様のご要望に柔軟に対応します。

お客様システム

お客様システム

認証用アプリ

虹彩認証システム

お客様システム

虹彩システムとお客様とのI/Fを実現

変換ユニットを用いてお客様のシステム向けにI/Fを変換することで、既存のお客様システムを変更せずに、虹彩認証機能を導入することができます。
I/Fの変換については個別対応とさせていただきお客様のご要望に対応します。

お客様システム

お客様システム

I/Fを変換

I/Fを変換

変換ユニット

虹彩認証システム

お客様システム

虹彩認証機のサポート

虹彩認証機の導入時、認証機および管理アプリケーションの設定をサポートいたします。

虹彩認証システム

虹彩認証システム 虹彩認証システム

虹彩認証ソリューション活用事例

宅配ボックス

荷物を取り出す際、非接触による虹彩認証で扉をオープンします。
虹彩認証技術を使用して、宅配ボックスの利用者を特定することで、パッケージが間違った人物に渡るのを防ぐことができます。利用者は自分の虹彩をスキャンして認証を行い、承認された後にのみパッケージを取り出すことができます。

虹彩認証機器

虹彩認証機器

イーサネット接続

変換ユニット

変換ユニット

シリアル接続

宅配ボックス

宅配ボックス

虹彩認証システムと宅配ボックスを変換ユニットを介して接続します。

空港

虹彩認証は出入国管理の一環として、国際空港のパスポートコントロールや、セキュリティチェックポイントで導入されています。旅行者の虹彩をスキャンし、データベースと照合し旅行者が本人であることを確認することで、不正なパスポート使用や身元詐称を防ぎます。

金融機関

虹彩認証は銀行のATMやオンラインバンキングの導入事例として挙げられます。これにより、パスワードやICカード、PINコードの代わりに利便性と安全性を兼ね備えた認証が可能となり、不正アクセスや詐欺を防ぐことができます。

ヘルスケア施設

医療施設では、患者の確認やデータのセキュリティに虹彩認証が活用されています。誤った患者への治療を防ぐとともに、患者のプライバシーを保護するためのハンズフリーな手段として使用されます。

企業やオフィスビル

虹彩認証は入退室管理システムとして実用化され、従業員の勤怠管理や、重要な書類やパッケージの受け取りを確実にします。両手が手袋で覆われていても、またはICカードや鍵がなくても、高速に解錠し退室することができます。また、企業間のドキュメントのやり取りや工場での盗難防止にも活用されています。

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