モデルベース開発 自動化ソリューション

MATLAB/Simulink製品ファミリによる自動化および効率化​

モデルベース開発向けに作業の自動化や作業の効率化、レポートカスタマイズ、品質の均一化のためのMATLAB/Simulink製品ファミリによるソリューションを提供いたします。

サービス内容

MATLAB/Simulink製品ファミリ向けの自動化ソリューションをご提供します

Chart

作業の自動化

結合/単体テストやB2Bテスト、ルールチェックなどの作業を自動化するMATLABスクリプト開発

作業の効率化

チェックツールなどの作業を効率化するApp Designer ツール開発

レポートカスタマイズ

オリジナルフォーマットに合わせて実行結果レポートなどのカスタマイズ開発

CI環境構築

構成管理およびCI環境の構築

サービス実績

MATLAB/Simulinkによる「作業の自動化」

作業の標準化・自動化による工数削減

結合テスト作業の自動化

Simulink Testを利用し、テストシナリオやテストハーネスの作成、テストの実行の一連の作業をMATLABスクリプトで自動化。

モデリングガイドライン準拠確認作業の自動化

Simulink Checkを利用し、JMAABモデリングガイドライン準拠確認と結果レポートの作成作業をMATLABスクリプトで自動化。

パラメータ推定作業の自動化

Control System Toolboxを利用し、実機のデータログを基にパラメーター推定し、シミュレーション結果をグラフ表示する作業をMATLABスクリプトで自動化。

B2Bテスト作業の自動化

Embedded Coderを使用し、SimulinkモデルからCソースを出力し、MILSとSILSのB2Bテスト作業をMATLABスクリプトで自動化。

MATLAB/Simulinkによる「作業の効率化」

ツールによる生産性の指標化・人的ミスの低減

Simulinkモデルの変化点確認の効率化

App Designerにて、Simulinkモデルの修正前後のシミュレーション結果をグラフで比較表示し、出力信号の差分を効率的に確認することで、正しく修正されていることの確認とデグレードがないことを確認。

Simulinkカウンタツール

App Designerにて、Simulinkブロックやライン数などのカウントや、修正前後のブロック数などをカウントすることで、全体ボリュームや生産性、変更量を定量化。

その他便利ツール(MATLABスクリプト)

Simulinkブロック情報をExcelに一覧出力し指定Simulinkブロックの一括変換、パラメーターをExcelで管理し変更時にSimulinkモデルへ一括反映、I/Fブロックの 括変換など作業の効率化につながるツールをMATLABスクリプトで開発。

その他便利ツール(App Designer)

複数のSimulinkモデルファイルの一括差分比較、Simulinkモデルの変更数カウンタなど作業の効率化につながるツールをApp Designerで開発。

MATLAB/Simulinkによる「レポートカスタマイズ」​

お客様の運用に即した効果的なレポートにより効率UP

Simulink Requirementsエクスポート機能のカスタマイズ

MATLABスクリプトにて、Simulink Requirementsで作成された要求ツリーを独自フォーマット(Excel)に変換して出力。

コミット時のレポートのカスタマイズ

MATLABスクリプトおよびJenkinsにて、モデルコミット時にモデルの変更点や出力信号の変化、変更箇所のモデリングガイドラインの準拠チェック、B2Bテスト結果をまとめて独自フォーマット(PDF)でコミット担当者に通知

CI環境構築

標準化された作業の定期実行により品質向上

モデルベース開発向けの構成管理およびCI環境構築

モデリングルールチェックや単体/結合テスト、Cソース出力、B2Bテストの一連の作業を定期実行し、結果レポートを関係者に通知することで、日々デグレードがないか、Cソース含めて問題がないかを確認することで、手間をかけずに手戻りを少なくしながら開発可能となる統合環境を構築。

モデルベース開発 対応環境・ツール等

モデルベース開発に関連する様々な実績を有しております。
以下はその一部を抜粋したものです。

MATLAB/Simulinkプロダクトファミリ

  • MATLAB
  • MATLAB Compiler
  • Simscape Multibody
  • Simulink
  • MATLAB Compiler SDK
  • Simulink Check
  • Stateflow
  • MATLAB Report Generator
  • Simulink Coder
  • Automated Driving Toolbox
  • Model Predictive Control Toolbox
  • Simulink Control Design
  • AUTOSAR Blockset
  • Optimization Toolbox
  • Simulink Coverage
  • Communications Toolbox
  • Parallel Computing Toolbox
  • Simulink Design Verifier
  • Computer Vision Toolbox
  • Polyspace Bug Finder
  • Simulink Fixed Point
  • Control System Toolbox
  • Polyspace Code Prover
  • Simulink Real-Time
  • Curve Fitting Toolbox
  • RoadRunner
  • Simulink Report Generator
  • Deep Learning Toolbox
  • RoadRunner Asset Library
  • Simulink Requirements
  • DSP System Toolbox
  • RoadRunner Scenario
  • Simulink Test
  • Embedded Coder
  • Robotics System Toolbox
  • Statistics and Machine Learning Toolbox
  • Fixed-Point Designer
  • ROS Toolbox
  • System Composer
  • Image Processing Toolbox
  • Signal Processing Toolbox
  • Vehicle Dynamics Blockset
  • Instrument Control Toolbox
  • Simscape
  • MATLAB Coder
  • Simscape Electrical

モデリングツール

  • CarMaker(IPG Automotive)
  • CarSim(バーチャルメカニクス)
  • Enterprise Architect(Sparx Systems)
  • Doors(IBM)
  • CARLA

シミュレーション環境

  • MILS
  • SILS
  • PILS
  • HILS
  • RCP
  • Back-to-Back(B2B MIL-MIL)
  • Back-to-Back(B2B MIL-SIL)

その他ツール

  • ControlDesk(dSPACE)
  • VEOS(dSPACE)
  • TargetLink(dSPACE)
  • Reactis(Reactive Systems)
  • カバレッジマスターwinAMS
    (ガイオ・テクノロジー)

※MATLAB/Simulinkプロダクトファミリの製品名は、The MathWorks, Inc. の商標または登録商標です。その他のブランド名や製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

モデルベース開発でMATLABを使用するメリット​

MATLABは、アメリカのThe MathWorks,Inc.によって開発された数値計算、データ解析、シミュレーションのためのソフトウェアで、自動車、航空宇宙、通信、半導体、金融、医療など広範な分野で全世界100万人以上のエンジニアや研究者に利用されています。​
MATLAB / Simulinkは、モデルベース開発(MBD)における重要なツールとして使用されます。それにより、設計、シミュレーション、実装という開発サイクル全体を効率的かつ確実に進めることができるのです。

①高度な計算機能​

MATLABは強力な数値計算能力を有していて、複雑な数学的モデルやアルゴリズムを効率的に開発・実装することが可能です。​

②視覚的な開発環境​

Simulinkにより、グラフィカルなインターフェイスでシステムやアルゴリズムをモデル化できます。これにより、設計の視覚化、プロトタイピング、実行、テスト、実装が容易になります。​​

③コード自動生成​

​開発したモデルから直接C言語やVHDLなどのコードを自動生成することができ、開発時間の短縮やエラーの減少が期待できます。つまりコード自動生成機能は、設計と実装の間のミスを大幅に削減し、開発プロセスをスムーズに進めることを可能にします。​

モデルベース開発とは

組込みシステム開発で注目されているモデルベース開発(MBD=Model Based Development)とは、設計工程でコンピューター上に作成する「モデル」を用いることで、シミュレーション(simulation)検証を行いながら複雑な組込み開発を進めていく手法です。

モデルベース開発(MBD=Model Based Development)は、特に自動車システム開発において普及が顕著です。ソフトウエアを用いて仮想環境で現実と同様のモデルを作成し、そのモデルをベースにシミュレーション(simulation)機能を活用することで、自動車の開発期間の短縮と、性能を向上させるメリットを享受できます。
また自動車だけでなく、医療機器開発やロボット開発など、幅広い先進分野での活用が期待されています。

富士ソフトの組み込み受託開発の特徴Features

Features 1
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開発の上流から下流まで、どの部分でも対応可能

開発を助けてほしいけど、どの段階で相談したら良いかわからない...そのような声をいただくことがあります。もちろん、要求仕様書をいただければ短納期・高品質で一気に開発を行うことができますが、まだ構想段階の、要件策定などの「柔らかい段階」でもご相談いただければ、弊社のコンサルタントがご提案させていただき、開発はもちろん、研究、試験、試作(プロトタイプ)、生産など一貫したソリューションをご提供致します。

要件定義研究設計開発試験・検証製造・量産
組み込み開発の全ての領域に対応
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組み込みエンジニア約2,000人が実現するシームレス対応

富士ソフトは社員8,000人を超える大規模システムインテグレーターで、様々な分野でシステム開発を担っているソフトウェア技術者集団です。上下のレイヤーを一手に引き受けることができる動員力が売りであり、またその規模を活かしたハードウェア(hardware)とソフトウェア(software)のシームレスな開発体制をご用意できます。レイヤーごとに個々の会社に依頼する必要はありません。全て富士ソフトにお任せください。

ソフトウェア
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ハードウェア

IoTプラットフォームやエッジAIなど、
数多くの案件で実績があります。

Features 2
Features 3
AI AI IoTデバイス

IoT時代の組み込み技術も
おまかせ下さい。

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組み込みや
クラウドが必要な
IoTシステム
もお手のもの

IoT時代に組み込み開発は欠かせませんが、一方の要であるクラウド構築や通信技術、そしてAIまで、組み込み以外の技術との結合が極めて重要な時代です。富士ソフトはクラウド技術でも当代一流を自負しており、様々な技術基盤と業界知識に裏付けされた開発力で、IoTという新しい時代の組み込み開発をリードします。

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最新技術枯れた技術
テクノロジーを使いこなす職人集団

昨今は組み込み機器のプラットフォーム化が進み、最初からOSや開発環境が揃えられ、アプリケーションやアルゴリズム構築に全力をかけることができるようになりました。それに呼応するように、求められる性能や用途も飛躍的に拡大しています。富士ソフトは、そのような時代の要請に合わせて、エッジAI、ROS、SOM、組み込みGPUなど、新しい技術や組み込みプラットフォーム開発への投資を積極的に行ってきました。しかし、予算やハードウェアの処理能力がギリギリのところで性能を引き出す戦いがあるのも組み込み開発です。基板設計やFPGAやドライバによる職人的チューンナップが必要な場合に、しっかりと要望に応えられるのは、真に高い技術力を持った技術者集団である富士ソフトです。

最新技術への対応

エッジAI ROS SOM 組み込み
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職人的チューンナップ

基板設計 FPGA ドライバ

まずはご相談ください

“見積もりがほしい”、”こんなことはできるのか?”、”詳しい実績がしりたい”、”この技術は対応できるのか?”
そんな時は、質問だけでも結構です。お急ぎの場合も迅速に対応させて頂きますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

お電話でのお問い合わせ

Tel050-3000-2102
エンベデッドソリューション推進部(平日 9:00〜17:00)

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