RDMA(RoCEv2)IP は、FPGA上で動作する Remote Direct Memory Access(RDMA)対応IP で、CPUやOSの介在を最小限に抑え、高速・低遅延かつ低CPU負荷なデータ転送を実現します。
ハードウェアが直接メモリへの読み書きを行うことで、CPU負荷をほとんど発生させず、高帯域なデータ通信を可能にします。
RoCEv2(RDMA over Converged Ethernet v2)を採用しており、Ethernetを物理層、UDP上にRDMAを実装することで、ルーティング可能なRDMA通信を実現します。
本IPは、一般的なDRAM経由のRDMA構成に加え、センサ出力などを完全CPUレスで送信可能なIOノード向けRDMA IPも提供しており、高帯域センサデータ収集、低遅延映像転送、HPCアクセラレータ間通信など、幅広い用途に対応します。
【主な特長】
■ CPU負荷を最小化する高速・低遅延通信
ハードウェアが直接メモリを操作するRDMA方式により、CPUやOSの関与を最小限に抑え、高速かつ低遅延なデータ転送を実現します。
■ RoCEv2対応によるEthernetベースRDMA
Ethernetを物理層とし、UDP上にRDMAを実装するRoCEv2を採用。
ルーティング可能なRDMA通信が可能で、既存ネットワーク資産を活用したシステム構築が行えます。
■ IOノード向けRDMA IPを提供
センサなどのデータを完全CPUレスでRDMAプロトコルに載せて転送可能。
受信側PCのCPUにも負荷をかけることなく、高帯域データ収集や低遅延映像転送を実現します。

■ 柔軟なデータ入出力インターフェース
DRAM経由、ストリーム入出力、PCI Express経由の3種類のインターフェースに対応。
システム構成や用途に応じた最適なデータ転送方式を選択できます。

■ 通信スタックをハードウェアで完結
コネクション管理、ARP、Ping機能をIP内部に搭載。
本IP単体でリモートノードとのRDMA通信を完結でき、システム設計を簡素化します。

■ 高帯域・高性能FPGA実装
FPGA実装時には最大100Gbpsのワイヤレートに対応。(200Gbps以上にも対応中)
HPC、テスタ装置、インフラ監視、アクセラレータ間通信など高性能用途に適しています。
| プロトコル | RoCEv2, ARP, ICMP (Ping) |
| コネクション管理 | Communication Management Messageを利用 サーバー機能 |
| コネクションタイプ |
Reliable Connection Unreliable Connection |
| オペレーション |
SEND (with Immediate) RDMA WRITE (with Immediate) RDMA READ |
| Max Queue Pair | 2 – 4096 (configurable) |
| Flow制御 | PFC対応, VLAN/PCP タグによる制御 |
| Congestion Control | ECN (Explicit Congestion Notification) 対応, レート制御可能 |
| スループット | 100Gbps ワイヤレート (FPGA実装時) ※200Gbps以上にも対応中 |
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