VoIP-X-4K

概要・特長

VoIP-X-4Kは、多機能/製品向けに設計された多用途のFPGAボードです。お客様はVoIP-X-4Kを自社製品に直接（OEM製品）、または製品開発プラットフォームとして使用することできます。 SOC社は、顧客の要求に基づいてファームウェアをカスタマイズして、顧客の製品開発をサポートします。 SOC社はまた、H.264/H.265/MPEG-2ビデオエンコーダ/トランスミッタ、レシーバ/デコーダ、およびトランスコーダなど、事前設定した形でVoIP-X-4Kも出荷しており、筐体を一緒に提供可能です。

VoIP-X-4Kには、I / Oを制御する独自のFPGAチップXilinx Artix-7 XC7A200Tが搭載されています。 VoIP-X-4Kには、SOC社 SoMモジュールまたはMPEGコーデックモジュールへの接続に使用されるDDR3 SODIMMコネクタもあります。エンコーダまたはデコーダモジュールを搭載したVoIP-X-4Kは、インターネット（IP）トランスミッタまたはレシーバを介したフル機能のH.264 / 265（またはMPEG-2）ビデオ/オーディオで、エンドユーザ製品用のエンクロージャボックスにパッケージ化できます。 本ボードには、HDMI入力、HDMI出力、4つの双方向3G / HD SDIポート（4K@30/60ビデオ入力または4K@30/60出力に使用）、およびUDP/RTP/ IP互換のイーサネットポートを提供します。

本ボードは、VoIP-2Kとしても提供可能です。

仕様

機能

VoIP-X-4Kは、マルチチャンネルの2Kビデオ/オーディオ 送信機、受信機、または応答装置で利用することが可能です。標準製品としては、以下の設定から選ぶことが可能です。

① 1チャンネル4K@30/60 H.264ビデオエンコーダおよび 送信機（IPネットワーク経由）
② 1チャンネル4K＠30/60 受信機（IPネットワーク経由）およびH.264ビデオデコーダ
③ 4チャンネルHD@30/60（1080p@30/60）H.264ビデオエンコーダおよび 送信機
　（IPネットワーク経由）
④ 4チャンネルHD@30/60（1080p@30/60）H.264ビデオ受信機
　（IPネットワークから）およびデコーダ
⑤ 4チャンネルHD@30/60（1080p@30/60）H.264ビデオ受信機
　（IPネットワークから）およびデコーダ
⑥ 2チャンネルHD@30/60 双方向エンコーダおよびデコーダ（応答装置）
⑦ H.265またはMPEG-2規格の上記のデバイス
⑧ 無線ビデオ通信用のWIFIまたは無線応答装置に接続する上記の製品
⑨ お客様の要求に基づいてカスタマイズ（有償）を行った上記の製品

利用例

フルHD映像超低遅延 双方向リアルタイム・インタラクティブ性の実現
本ボードは以下の利用方法が可能です。フルHD対応カメラを2台と、VoIP-X-4Kボード 2台にトランスコーダIPを実装して遠隔地との超低遅延のビデオ会議システムに利用可能です。USBシリアル経由でエンコードの各種パラメータ（転送レート、フレームレート、GOP変更）をリアルタイムでおこなうことが可能です。

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