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SDカードの深い話
世の中には「SDメモリーカード」、「USBメモリ」、「コンパクトフラッシュ(CF)」など、様々なデータ保存の為の規格用カードがありますが、その中の一つが「SDメモリーカード」です。
一般的に「SDカード」と呼ばれていますが、正式名称は「SDメモリーカード」です。 SDメモリーカードは、東芝、SanDisk、松下電器産業(現Panasonic)の3社によって共同開発されたメモリカードの規格です。カメラの画像データの保存を目的とするメモリカードとしては、他の規格と比較しても、SD規格は圧倒的なシェアを誇っています。
1999年:規格の発表2001年:SDアソシエーションの設立
SD規格の策定は、SDアソシエーションという団体が行っています。 現在、SDアソシエーションには約1,000社の会員企業が参加し、SD規格の設計と開発にあたっています。 会員になるには、年会費 US$2000が必要です。(2012年4月時点)
「SD」は「Secure Digital」の略であると言われていますが、はっきりとした裏付けはないようです。 SDメモリーカードは、基本的にマルチメディアカード(MMC)というメモリーカードを発展させ、著作権保護機能を搭載したものです。よってこの著作権保護機能から「Secure」の名になったとも言われています。
突然ですが、キーワード「SD-ROM 東芝」で検索してみてください。 検索結果から下記の記事が表示されましたでしょうか。
「コンピュータ応用の高密度光ディスク駆動装置の開発について -業界で初めて「SD-ROMドライブ」を試作-」
この記事は東芝がSD-ROMドライブの試作機を発表した際のニュースリリースです。 2枚目の写真に「SD」のロゴに似たマークが見つかりましたか? SDメモリーカードのロゴは、1990年代前半に東芝がDVDの原型となった光ディスク「Super Density Disc」のために作成したロゴで、それが転用されたと言われています。
SDメモリーカードのロゴを見て、光ディスクのイメージっぽい・・・・と感じていた方も多いのではないでしょうか。 ロゴ内の「D」は光ディスクをイメージした図案のようです。
「SD」の語源やロゴについて、初めて知った方も意外と多かったのではないでしょうか。 引き続き、SDの種類についてお話していきたいと思います。
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