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SDカードの深い話
みなさんのご家庭にある少し古いデジカメや携帯電話に、最新のSDカードを指した時に認識しなかったという経験はないでしょうか。
お気づきになられた方もいらっしゃると思いますが、この現象は第6回目コラムでご説明した通り、ファイルシステムが密接に係わっています。ここでもう一度ホスト機器とSDカードの関係性について整理してみましょう。
上記表をご覧にればもうおわかりですね?古い機器で新しいSDカードが認識されないケースは【×印】の組み合わせです。つまり、ホスト機器側のファイルシステムが古く、対してSDカードのファイルシステムが新しいという組み合わせの場合、ファイルシステムの整合が取れず認識されないケースが出てくるのです。
上記表のように【○印】の組み合わせで利用すれば正常に認識します。これはSD規格で定義されている使い方です。しかし、【×印】になっているSDカードをホスト機器に認識させ、利用することもできます。 SDカードは、各々のファイルシステム形式でフォーマットされることで、 利用できる記憶容量が決定されます。ただ単純にホスト側が認識できる記憶容量とSDカードの利用できる記憶容量が、不一致を起こしているのでに認識できないという話だけであれば、「ホスト機器の古いファイルシステムに合わせ込む(フォーマットする)」ことで利用することが可能です。ただし古いファイルシステムでフォーマットをすることで、使用可能な記憶容量が減ってしまうことにはご注意ください。
これまで数回に渡り、SDの容量とスピードのお話をさせて頂きました。容量とスピード、それぞれに規格があり複雑だと感じられた方もいらっしゃるでしょう。次回のコラムは、これらの関係性についておさらいしてみたいと思います。
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