おすすめのシングルボードコンピュータ(SBC)

強力な機能を備えた高性能なものから手頃な価格の安いものまで幅広くラインナップ

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シングルボードコンピュータ(SBC)とはWhat Are Single Board Computers?

手のひらサイズの小さな電子基板の上に、CPU(マイクロプロセッサ/MPU)、メインメモリ(RAM)、ストレージ、チップセット、入出力端子などを実装された小型で簡素なコンピュータです。もともとは産業用の組み込みシステムにおいて、制御用コンピュータとして使われていた製品などが、シングルボードコンピュータと呼べれており、小型、低価格、省電力にも関わらず高性能・高機能・アクセシビリティを実現することで知られています

むき出しの基板の上に、コンピュータを動かす際に必要な高性能CPUやメモリ、ストレージを搭載した簡易的な小型コンピュータであるシングルボードコンピュータは、単体コンピュータとして必要な機能や要素に絞って実装されたものですが、画面出力やネットワークインターフェースなどを備えたパソコン(PC)などに近い仕様の製品もあります。

これらのデバイスは、組み込みアプリケーションやエッジコンピューティングのニーズなどに応えるために設計されています。例えば、Linuxなど汎用のオペレーティングシステム(OS)が動作するよう設計されているものや、ネットワーク上でサーバとして動作させるもの、Pythonなどのスクリプト言語でハードウェアの入出力制御を行うことができるものなどが含まれます。また、インターフェース拡張キットや開発キットを利用することで、さらに多くのデバイスやセンサーとの連携が可能になります。これによって開発者や技術者が、エッジコンピューティング、IoT、スマートデバイスの分野で、より高度な機能とパフォーマンスを求めるプロジェクトにSBC(シングルボードコンピュータ)を活用することができるようになります。

シングルボードコンピューターを選ぶポイント(CPUアーキテクチャ編)

シングルボードコンピューター(SBC)を検討する際は、フォームファクターやI/Oだけでなく、CPUアーキテクチャの違いも重要です。一般的な産業用途ではx86系プロセッサに加え、Armコアを採用したSBCが主流になりつつあります。Armアーキテクチャは、Raspberry Pi 4などでおなじみの省電力・高効率なプロセッサで、エッジAIやIoT用途でも多く採用されています。

一方、マイクロコントローラベースのボードは非常に低消費電力でリアルタイム制御に適しますが、LinuxなどのリッチOSを動かすにはリソースが不足しがちです。最近ではRISC-Vアーキテクチャを採用したSBCも登場しており、オープンなISAを活かしたカスタマイズ性の高さから、次世代の組み込みプラットフォームとして注目されています。用途に応じて、x86 / Arm / RISC-V / マイクロコントローラのどれが適しているかを比較検討すると、最適なSBCを選びやすくなります。

ストレージ選定:eMMCとその他の方式

シングルボードコンピューターのストレージとしては、microSDカードに加えてオンボードのeMMC(emmc:Embedded Multi Media Card)を採用したモデルが増えています。eMMCは基板上に直接実装されるため、振動や抜き差しによる接触不良に強く、産業用途ではログ保存やOSブート領域として安定した運用が可能です。一方で、より大容量・高スループットが必要な場合は、eMMCと併用してSSDやNVMeを増設する構成も一般的です。用途ごとに、eMMC単体で十分か、外部ストレージとの組み合わせが必要かを検討することが、SBCの長期運用や保守性の観点から重要になります。

メーカー別取り扱いシングルボードコンピューターBrand Lineup

ECS

ECSのシングルボードコンピューター

ECSのすべてのシングルボードコンピューター

iWave Systems Technologies

iWaveのシングルボードコンピューター

iWaveのすべてのシングルボードコンピューター

DAVE Embedded Systems

DAVEのシングルボードコンピューター

DAVEのすべてのシングルボードコンピューター

ARBOR Technology

ARBORのシングルボードコンピューター

ARBORのすべてのシングルボードコンピューター

MiTAC Computing Technology

MiTACのシングルボードコンピューター

MiTACのすべてのシングルボードコンピューター

kontron

kontronのシングルボードコンピューター

kontronのすべてのシングルボードコンピューター

ポートウェルジャパン

Portwellのシングルボードコンピューター

Portwell のすべてのシングルボードコンピューター

SolidRun Ltd.

SolidRumのシングルボードコンピューター

SolidRun のすべてのシングルボードコンピューター

Micro-Star International

msiのシングルボードコンピューター

msi のすべてのシングルボードコンピューター

Windows対応のシングルボードコンピューターWindows compatible Single Board Computer

用途別シングルボードコンピューター検索Application

取り扱い製品の中から用途別にシングルボードコンピューターを探すことができます。

AIHMIIoTデジタルサイネージ医療器工場自動化測定器

Linuxが動作するシングルボードコンピューターSingle Board Computer Compatible With Linux

シングルボードコンピュータはOSとしてLinuxがよく使われています。Linuxは、オープンソースであり、自由に使用、修正、配布で、SBCで求められる様々な用途に合わせてカスタマイズ、最適化することができます。また、比較的軽量でもあるため、メモリーやストレージなどのリソース限られたSBCでも効率的に動作することができます。結果として、シングルボードコンピューターとLinuxの組み合わせは、様々な用途で使われており、Linuxらしくサーバー用途はもちろん、高精細画像処理、画像・映像認識、AI、IoTなど幅広く使われています。

Linuxを使ったSBCの活用例

ホームオートメーション

Raspberry PiなどのシングルボードコンピューターとLinuxを使ってスマートホームシステムを構築し、照明や温度調節を自動化。

ネットワークサーバー

小型のファイルサーバーやWebサーバーとしてSBCを利用。

メディアセンター

Raspberry PiにLinuxベースのKodiをインストールして、マルチメディア再生機能を提供。

Linuxが動作する代表的なシングルボードコンピューター

Raspberry Pi

Raspberry Pi OS(旧Raspbian):Raspberry Pi向けに最適化されたDebianベースのLinuxディストリビューションです。
Ubuntu:Canonicalが提供する人気のあるLinuxディストリビューションの一つで、Raspberry Pi用のバージョンもあります。

特にRaspberry Pi 4は、ArmベースのクアッドコアCPUと十分なメモリを搭載し、試作機やPoC用途の標準的なプラットフォームとして広く利用されています。ただし、24時間稼働や長期供給が求められる産業用途では、Raspberry Pi 4と同等のArmアーキテクチャを採用しつつ、動作温度範囲やeMMC(emmc)ストレージ、長期供給ロードマップを備えた産業用SBCを選定することで、量産段階でのリスクを抑えることができます。

BeagleBone

Debian:BeagleBoneでよく使われるLinuxディストリビューションで、組み込みシステムに最適化されています。
Arduino:Arduino自体は主にマイクロコントローラとして使用されますが、Arduino用のLinuxベースのボード(例:Arduino Yun)も存在します。

富士ソフトではお客様のニーズに合わせて、これら以外のメーカーや製品を幅広く取り揃えていますので、「このメーカーの製品はないのか」、「こういった用とのSBCがほしい」などお気軽にお問い合わせください

2025年シングルボードコンピューター最新動向

1. 新製品・最新モデル

SBC市場には革新的な新モデルが次々と登場しています。ここでは注目度の高い製品をピックアップします。

【Particle Tachyon】

Qualcomm Kryo搭載、12 TOPS NPU、5G/Wi-Fi 6E/BLE対応。IoTやエッジAI用途向けに登場

【Raspberry Pi 5】

Cortex-A76 quadcore+GPU、USB3/HDMI/PCIe対応

【Orange Pi AIpro (20T)】

AI特化型、20 TOPS性能、12〜24GB LPDDR4X搭載

【Kiwi Pi 5 Ultra】

Quadcore ARM 64-bit quadcore Cortex-A76 + quadcore Cortex-A55の構成モデル

2. 技術トレンド(AI・エッジコンピューティング・高性能化・省電力化)

最新のSBCは単なる小型コンピューターではなく、AIや高速通信を搭載したエッジ処理の中核へと進化しています。

エッジでのAI処理

NPUやGPUを搭載したSBCでは、画像認識などの推論処理をエッジ側でリアルタイムに実行でき、即時の制御判断が可能です。

【Jetsonを活用したAIエッジコンピューティング】
AI推論性能を重視する用途では、NVIDIA Jetson(jetson)シリーズを搭載したSBCも広く利用されています。Jetson OrinなどのArmベースSoCは、CPUコアに加えてGPUやNPUを統合しており、1台のシングルボードコンピューターで画像認識やディープラーニング推論をリアルタイムに実行できます。エッジAIカメラ、ロボット、AGVなどの用途では、Jetson搭載SBCとeMMC(emmc)/NVMeストレージを組み合わせることで、大容量の学習モデルやログを安定して運用しやすくなります。

通信統合型IoTプラットフォーム

5GやWi-Fiなどの通信モジュールを一体化したモデルも登場しており、1枚のボードでデータ収集から送信まで完結するIoTプラットフォームとして活用できます。

汎用性能の底上げ

CPUやメモリ、ストレージ性能が向上し、従来は産業用PCで行っていた分析や可視化をSBC単体で処理できるケースが増えています。

RISC-Vの採用拡大

オープンアーキテクチャのRISC-VベースSBCも増えており、ライセンスコストを抑えつつ用途に応じたカスタム命令を実装しやすいことから、新たなプラットフォーム候補として注目されています。

3. スペック・機能進化の最新傾向

最新のシングルボードコンピューターでは、ハードウェア性能だけでなく、周辺機能や接続性も強化されています。

AI推論性能の強化

20 TOPS級のNPUを搭載したモデルが一般化し、カメラ解析や異常検知の推論処理をエッジでリアルタイムに実行できます。

メモリ容量の増加

LPDDR4/LPDDR5などの高速メモリにより、最大24GBまで搭載可能なモデルが登場し、AIモデルや複数アプリケーションを同時に動かしやすくなっています。

インターフェースの高速化

PCIeやNVMe、5G、USB3.0などの高速インターフェースに対応したSBCが増え、ストレージや拡張カードを組み合わせた高速構成を実現できます。

ソフトウェアエコシステムの成熟

OTA更新やクラウド連携機能を備えるプラットフォームも増え、OSやアプリを遠隔から更新し、多数のSBCを一括管理しやすくなっています。

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採用チップ

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- Intel
- Mervell
- NXP
- Qualcomm
- Renesas
- TI
- Xilinx
- nVidia
- Reneses
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用途

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