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動画(ビデオ)コーデック・映像コーデックの種類には、MPEG規格(MPEG4やH.264/AVC、H.265/ HEVC)・JPEG200・AV1などがあります。コーデック(Codec)とは、直訳すると圧縮(符号化)/伸長(復号化)を意味します。実際には符号化するエンコーディング(Encoding)と復号化するデコーディング(Decoding)、双方向に変換できるトランスコーディング(Transcoding)があります。またその機能をそれぞれエンコーダ(Encoder)とデコーダ(Decoder)、トランスコーダ(Transcoder)と言います。動画(ビデオ)・映像コーデック以外にも、Bluetoothコーデック・音声コーデック・オーディオコーデック・画像コーデックもあります。ここでは主に動画コーデック・映像コーデック・ビデオコーデックについてご紹介します。
4K/8KはTV放送だけでなく、5Gの普及によって自動車やマニピュレータ、監視カメラ、ドローン等を使った遠隔地からのインタラクティブな操作、YouTubeやNetflix、eスポーツ(※1)や2020/2021年のスポーツやエンターテインメントでパブリックビューイングや新型コロナ対策の 3密を考慮した配信サービスのニーズがあります。他にも、音楽ライブや高解像度でのVR(仮想現実)の実現そしてAI技術(ディープラーニングなど)を使った新たな監視社会に向けたシステムなどといった利用法も実現するのではないでしょうか。 また、デジタル化によって進化したICT(情報通信技術)によりDX(デジタルトランスフォーメーション)というデータ主導型のビジネスやシステムの発展には映像コーデックによる高映像圧縮、超低遅延処理が不可欠となります。 ハイビジョンをはるかに上回る高画質の4K/8K動画は、画素数や色調が大幅に拡大し、表示速度も速くなります。当然、データ量もサイズも膨大なものになります。そこで注目されるのがエンコーダ(Encoder) やデコーダ(Decoder) といったコーデック技術です。コーデックとは、膨大なサイズになる映像データや音声データを圧縮・復元するためのアルゴリズムです。つまり、大きなサイズのデータを配信したり送受信する際にストレージやネットワークに負荷をかけないよう、エンコード(データを他の形式に変換すること)とデコード(変換されたデータを元の形式に戻すこと)を行うことをいいます。 通常の圧縮(復元すると元データと同じデータとなる:可逆圧縮)であると圧縮率は限られてしまうため、映像圧縮には、それにあった圧縮方法(復元すると元データと違うデータとなる:非可逆圧縮)が利用されます。 小さいデータサイズに圧縮したものを復元する際に重要視されるのは、元の画質や音質を人間の目で見ても、耳で聞いても劣化を気にしない程度で再生できることです。 「H.264(MPEG-4 AVC)」や「H.265(HEVC)」、「AV1(AOMedia Video )」をはじめ、現在コーデック(codecs)の種類は多数あり、一昔前と比較すると高圧縮率で高画質の技術が続々と登場しています。 4K/8Kやコーデック技術(エンコーダー/デコーダー)に関しては、「超低遅延4K/8Kコーデックが導く、新時代の映像インタラクティブの実現」でも説明しています。また新型コロナの影響で新たな形のエンターテイメントの実現にも利用されると思われます。 富士ソフトでは、超低遅延・高圧縮・高解像度の4K/8Kソリューションを、FPGA向けのIPおよびボードソリューションとして展開しています。
また、5G時代を迎え、リアルタイムに映像を配信できる超低遅延コーデック(codecs)にも注目が集まっています。リアルタイムで映像を遠隔地に送ることで、運転補助、マニピュレータ操作、医療などを実現場には人がいなくとも動かすことがが可能となります。 一方で、低遅延を実現しつつMPEG規格の映像圧縮を最大限利用して、少ないデータ量でも映像を綺麗にする放送機器向けのコーデックIPも必要とされています。 富士ソフトでは、720pや1080p、フルHD、4K/8Kの解像度を、超低遅延で実現したコーデックIPと、低遅延で放送品質のコーデックIPをIP単体およびボードソリューションとしても展開しています。
※コーデックに関して詳しく知りたい方は、コーデックの基礎知識をご参照ください。
高画質の4Kや8K動画を伝送するためには、より圧縮率の高いコーデックが必要となります。4KまでサポートできるH.264(MPEG-4 AVC)や、さらに8KまでサポートできるH.265(HEVC)が注目されています。富士ソフトでは、4K/8K解像度対応のエンコーダ 及びデコーダ IPや、コーデックIPが実装された種類のFPGAボードをご提供しております。
問合せが多い製品
H.264 4KのビデオデコーダIPコアは、最大フレームレート60fpsと最高4K(3840の×2160)の解像度のH.264ビデオまたはビデオ/オーディオストリームをサポートするリアルタイム・ビデオデコーダです。
H.264 4KのエンコーダIPコアはXilinxおよびIntelのFPGAに対応し、エンコーダは、60fpsで最大4K(3840×2160)の解像度をサポートします。パラメータは、ユーザAPIにより実行時で設定可能です。
H.264/AVC HDビデオデコーダIPコアは、HDビデオまたはビデオ/オーディオ・データの高性能、フォールト・トレラントなリアルタイム・デコーダです。
H.264/AVC HDエンコーダIPコアは、HD映像もしくは映像・音声データのリアルタイムエンコーダです。シングルコアは、60fpsで最大1920×1080の解像度、最大120fpsをエンコードすることが可能です。
4K/8Kコーデック製品について詳しく見る
5Gの到来により低遅延通信が可能となったことで、車や工作機、マニピュレータ、医療機器などを遠隔操作するニーズが高まっております。この影響を受け、映像をリアルタイムに配信できる超低遅延コーデックに注目が集まっています。富士ソフトでは、720pや1080p、フルHD、4K/8Kの解像度を、超低遅延で実現するコーデックIPをご提供しております。
H.265/HEVC準拠のエンコーダで、FPGAに特化したオールハードウェアのビデオコーデックです。
H.264およびMPEG-2エンコーダおよびデコーダIPコアは、解像度およびフレーム・レートに応じて複数のチャネルをサポートします。
超低遅延コーデック製品について詳しく見る
放送業界では、映像データを少なくするために、遅延を犠牲にして映像量を削減するコーデックが求められております。富士ソフトでは、低遅延で放送品質実現するコーデックIPをご提供しております。
MPEG-2ビデオデコーダIPコアは、すべての標準解像度やフレームレートをサポートしている、用途が広い、高性能ビデオデコーダエンジンです。
MPEG-2ビデオエンコーダIPコアは、シングルやマルチ対応のMPEG-2ビデオストリーム高性能エンコーダです。マイクロプロセッサーを使用せず、すべてハードウェアで並行実行されるアーキテクチャーと独自シングルクロックドリブンドライブを利用して実装されています。
低遅延コーデック製品について詳しく見る
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