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H.264/AVC HDビデオデコーダIPコアは、HDビデオまたはビデオ/オーディオ・データの高性能、フォールト・トレラントなリアルタイム・デコーダです。
H.264/AVC HDエンコーダIPコアは、HD映像もしくは映像・音声データのリアルタイムエンコーダです。シングルコアは、60fpsで最大1920×1080の解像度、最大120fpsをエンコードすることが可能です。
MPEG-2ビデオデコーダIPコアは、すべての標準解像度やフレームレートをサポートしている、用途が広い、高性能ビデオデコーダエンジンです。
MPEG-2ビデオエンコーダIPコアは、シングルやマルチ対応のMPEG-2ビデオストリーム高性能エンコーダです。マイクロプロセッサーを使用せず、すべてハードウェアで並行実行されるアーキテクチャーと独自シングルクロックドリブンドライブを利用して実装されています。
放送業界ではより映像データを少なくするために、IBBPというMPEG規格の構造を利用しています。この構造は遅延を増やすことで映像量を削減しています。昨今、IBBPでも低遅延を求められています。
5Gなどで求められている超低遅延コーデックは、MPEG規格の中のIピクチャ(映像全体を圧縮する)とPピクチャ(前のピクチャとの差分だけを持つ)で入力される映像を順番に作成するモードや、IピクチャがPピクチャよりもはるかにビットレートが大きく場合、ビットレートを一定にすることができるIスライスというモードによって、レイテンシを低くする対応をFPGAの特徴である並列処理を使って実現されています。 放送機器向けは、Bピクチャ(前後の映像差分のみを持つ)を使うモードを利用して、遅延を少し犠牲にして、更なる映像のデータ量を減らすことができ、FPGAの特徴である並列処理を行うことで、遅延を最小限にすることを実現しています。
富士ソフトでは、低遅延で高圧縮を実現するコーデックをお届けしております。
低遅延で放送品質のコーデックIPをご紹介します。
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